SHINJO MAG

神戸女子大学のWebマガジン「シンジョマグ」

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総合生活学科の記事一覧

Arts-sciences

私のダンス人生!

キャンパス

631

2022.4.2

私のダンス人生!

今回は2022年3月に総合生活学科を卒業し、4月より社会福祉学科に編入した3回生のNさんにインタビューしました。 きっかけは自宅にあった安室奈美恵のDVD ダンスを習いはじめたのは小学1年生のときです。安室ちゃんファンだった母のDVDを見ながら真似をして踊っているうちに自然に興味を持つようになり「ダンススクールに通いたい」と家族に相談しました。まわりにダンスを習っている友人や親せきがいなかったので、両親は驚いていましたが、私の気持ちを後押ししてスクールを一緒に探してくれました。初めてのダンススクールは家から自転車で20分ほどの距離でしたが、楽しくて一生懸命通いました。 同年代の活躍を知り、本格的なレッスンを開始 ダンスのきっかけは小さな興味からでしたが、EXILE のバックで踊る同年代の子どもたちの存在を知ったことで、私もダンスの世界に本格的に挑戦してみたいという気持ちが高まっていきました。私のやる気を見た父が、当時通っていたスクール以上に本格的にダンスを学べる教室を探してくれ、中学進学を機に移籍をしました。プロやインストラクターを目指す人のための選抜クラスに在籍し、それからは3時間以上の練習を週5~6回行うダンス漬けの日々。自分の練習時間以外はキッズクラスを指導したり、スクールが開催するイベントのスタッフを任されたりと毎日忙しく過ごしていましたが、テスト前に教科書を持ち込んでスタジオで勉強するくらい一生懸命に取り組んでいましたね。 念願だったプロの舞台でバックダンサーデビュー  ダンス漬けの日々を通して、「EXILEのバックで踊りたい」という具体的な夢ができました。当時のダンスの先生のすすめもあり、高校進学のタイミングに合わせて憧れのEXILEが所属しているLDH JAPANが運営するダンススクールに移籍をすることにしました。EXPG STUDIO大阪校はこれまでのスクール以上にプロフェッショナルな緊張感のある空間でした。実力がものをいう世界で、優秀な人はどんどん上のクラスに行き、出演ダンサーとしてプロのステージにも呼ばれます。活躍する友人の姿を見て焦りを感じることもありましたが、スクール全体のライバル意識のようなピリピリとした空気は刺激にもなりました。 そしてついに念願だったGENERATIONS from EXILE TRIBEのバックダンサーとして踊る機会が訪れました。それまでは発表会など、誰でも出られる舞台の経験しかなかったので、初めてプロの空気感に触れた瞬間の感動は今でも言葉にできません。ステージの上から見える景色のすべてが光り輝いて見えました。そのステージ経験はダンスのさらなるモチベーションにつながりましたね。 新しい世界への好奇心が進学の決め手 高校卒業後もダンスを続けたいと思っていましたが、当時の私はダンス以外の世界を知らなさすぎたので、新しいことを学びたい欲が高まっていました。明確な学びの対象が定まっていない私にとって、神戸女子短期大学 総合生活学科の「入学してから学びを選べる」というカリキュラムは心強かったですね。1年生のうちから、生活する上で必要な衣食住に関わる知識、語学や海外文化といったグローバルな学びを得ることで将来における人生の選択肢が増えるのではないかと思い、進学を決意しました。 挫折を乗り越え、新しい目標へ  学業と両立し、努力を重ねる日々に手ごたえを感じるなか、ダンス仲間たちとチームを組んでPV出演オーディションに臨んだことがありました。結果は、私だけが落選。力を合わせてみんなで練習してきたはずなのに、1人だけ落ちてしまったという事実に強いショックを受けてダンスから距離を取るようになりました。本当は続けたい気持ちがあるのに、考えれば考えるほど悪循環に陥っていきます。解決の糸口が見えないまま時間だけが経っていきました。それから半年後、挫折のきっかけになったオーディション主催者との出会いがターニングポイントとなりました。私の葛藤を汲み取り、当時抱えていたダンスの課題について的確なアドバイスをしてくれました。背中を押されるように、今度はバックダンサーのオーディションへと挑戦し、見事合格。行動することで未来が切り開けるということを実感できた経験でした。 今の目標は海外を拠点に活動するプロダンサーになること。国内だけでなく、生き生きとしたパフォーマンスが魅力的なアメリカや韓国など、海外のダンス文化をじかに触れて学び、将来は幅広い表現力を身に付けたダンサーになりたいです。コロナの影響で渡航が難しい状況が続いていますが、今のうちにシンジョで海外の言語や文化をしっかり勉強し、挑戦の準備を重ねていこうと思います。

私だけの色で、女性を輝かせたい。いま人気のアクセサリー作家は、あの瞬間まで、迷えるシンジョガールだった!?

特集

2149

2019.7.5

私だけの色で、女性を輝かせたい。いま人気のアクセサリー作家は、あの瞬間まで、迷えるシンジョガールだった!?

洗練されているのに、どこか手の温もりを感じる。まるで小さなアート作品のようなハンドメイドアクセサリーが、全国のショップで人気をあつめています。 作っているのは、総合生活学科を卒業した下山智子さん。シンジョでの思いがけない出会いが、人生の大きな転機となったそうです。そのエピソードから、ものづくりの魅力まで、いろんなお話をうかがいました。 100人近い作家から選ばれて、全国でアクセサリー作品を展示・販売。「もう、感謝、感謝です!」 =はじめまして、ほんとに、どの作品もステキですね。  いま、つけているのは新作ですか? ありがとうございます! これは去年の秋に発表した「-horizon-」。まるい太陽や月のなかに浮かぶ地平線をイメージしました。いまは、京都ラクエ、大阪ルクアイーレ、渋谷ヒカリエの各タピエスタイル常設店舗様で作品をお取扱いして頂いていますが、どのお店でも大変人気で制作が追いつかないほど売れています。 =一体、どうやってつくっているんですか? まずは紙に色を塗り、色の重なり方など、デザインを考えながらコラージュ。その上からコーティングして仕上げています。この技法は完全に私のオリジナルなので、完成させるまでにすごく時間がかかりましたけど…。デザインのアイデアは意外と、家事をしながら思いついたりするんですよ。 =すごい! そんな生活の場から、こんな美しい作品が… いえいえ、生活感たっぷりです(笑)。 朝は子ども2人を送りだして、家事を済ませたらずっと制作に没頭。忙しい時は夕食後の8時から夜中の2〜3時まで、作業をつづけることもあります。せっかく全国のお店に並ぶチャンスをいただいたんだから、どんなに大変でも、目一杯がんばろうと。 =「タピエスタイル」さんは、作家モノのアイテムが多い店ですよね? そうなんです。 元々は最初に作ったアクセサリーをInstagramに投稿したら友達からたくさん反響があって、「これでいいんや」って思いました。 ある程度の数が販売できた段階で次のステップとしてもっと広めたいと考えはじめて、ダメ元で、新人作家の募集にチャレンジしたら、幸運にも100人近いなかから選ばれて、号泣でした。他の作家さんと比べるとまだ荒削りな部分もあって不安だったのに、お店にも、買ってくださるお客さまにも、ひたすら感謝、感謝です。 =最初に売れたときの気持ちって覚えていますか? 本当の最初は友達が買ってくれて、「いいの?」って(笑) 店舗での最初は、納品が終わって、帰りに忘れ物があったのでお店に戻ったらひとつなくなっていたんですよ。「売れましたよ。」って教えてもらって。なんか、やっぱり「感謝」しかなかったです。 =「感謝」されることが多いですね? シャンプーのボトルのデザインとかも手掛けたんですけど、それも同級生に感謝で。美容院をしている同級生が私の絵を見てくれていて、他にはない奇抜すぎない絵が好きやっていってくれて依頼してくれました。 ロゴから全て自分で作らしてもらいました。 シンジョに入学したころは、まさか自分が作家になれるなんて、夢にも思っていませんでした。本当に、すべてはあの瞬間からです。 =その瞬間、すごく気になります! ぜひ詳しく教えてください。 「見た瞬間、涙がこぼれて…」 扉を開けたとき、自分のすすみたい道がひらいた。 =その瞬間は学生時代にもどるわけですね? そもそも、どうしてシンジョの総合生活学科に? 進学にあたって、「やりたいことが見つかっていなかった」ことが理由のひとつ。 けれど、なんとなく絵やデザインには興味があって。いろいろ選べる総合生活学科なら、何かを見つけられる気がしました。おかげで今に役立つ学びを得たものの…就活に向けて「やりたい仕事」を絞りきれず、一年生の終わりに、クラス担任の林先生の研究室へ相談に行ったんです。 =そこで、感動的なお説教を受けたんですね!? 想像ですが… 違います(笑)。 ただ、研究室に絵がかかっていたんです。林先生の描いた絵が。それがすごくきれいな色で、見たこともない技法で。感動で気づいたら涙があふれていました。と同時に「こういったことがやりたい!」と、一瞬で感じて。 先生も驚いたと思います。泣いてるし、なにか作りたいとか言ってるし(笑)。でも先生は優しくて、「がんばってみたらいい」と励ましてくれて。 =この瞬間で何かが変わったんですね? はい、変わったと思っています。 それから今まで、林先生には何かあるたび相談にのってもらっています。先生から「大丈夫」って言われるとホッとするんです。実は作品の台紙は先生のデザインなんです。「tomoiro」のロゴも先生の手描きで。今も大変お世話になっているんです。 =やりたいことを見つけて、変化はありましたか? 見違えるように、いろんな授業が楽しくなりました。気になる作家の資料を自分で調べたり、つくった作品を先生にみてもらったり。 結局、林先生のゼミに入り、卒業制作として「絵本」をつくったんです。 コラージュの技法なども教えていただいたり、自分なりにあれこれ工夫して。先生からは自由に作りなさいとだけ言われて、面白いからそのまま進めろとか、とにかく褒めて自身をつけてくれてたんだなーと思います。 本当に「楽しかったなあ」という思い出でいっぱいです。 =卒業後は、どのように作家の道へ? 私たちの卒業制作を三宮のギャラリーで展示してもらえると聞き、「私もいつかここで個展を開こう」と決心したんです。 そこで、昼は事務職でお金を貯め、夜や休日に作品をつくり、3年目にようやく実現。子育て中もなんとか制作をつづけ、何度か個展を開いた後、次のステップとしてアクセサリーづくりをはじめたんです。 =なんてパワフル!その情熱の源が何なのか、ぜひ知りたいです。 やるからには、「自分にしかできないこと」を貫きたい。 =ときには「しんどいな…」と思うこともありませんか? それはもう、何度も。最初は「自分らしいアクセサリーってなんだろう?」って悩んだ期間がものすごく長かったんです。しんどかった・・・。 あと、アクセサリーづくりをはじめたのは、絵よりも気軽に、いろんな人に自分の作品を手にしてほしいから。たとえ小さくても作品なので、表と裏で柄を変えるなど、細かいところにもこだわっています。だからこそ、大量につくるのは難しいんですよね。あちこちから追加注文が入ると、言葉どおり、うれしい悲鳴をあげてしまいます。 =そんな苦しいときの励みは? やっぱり、選んでくださるお客さまの存在です。 店頭に行くと、ステキな作家さんの作品がずらりと並んでいて、「この中から選んでもらえるなんて」とありがたい気持ちでいっぱいになります。売れるからこそ、お店に置きつづけてもらえるので。買ってもらえなければ姿を消してしまう。華やかなようで、けっこう厳しい世界なんですよ。 =これからの目標を、聞かせていただけますか? 「死ぬまで、ものづくり」。これはゆずれません。 仕事や子育ての最中でも、制作の手を止めなかったのは、「自分にはこれしかない」という想いがあったから。見つけるまでにいろいろ迷ったからかな?「やらなあかん」と自分の中で声が聞こえる気がして。だからいまはアクセサリーづくりで、ひとに喜んでもらえたら、それがすごく幸せです。 =ありがとうございました! では最後に、この取材の感想を。 え? 真剣に「私なんかでいいのかな」と悩みましたよ。 アクセサリー作家としても新米だし、大学時代に受けた授業も、好きなことしか覚えてないし(笑)。でも、私がシンジョでゼロから新しい道を見つけたように、いま「やりたいことがない」と迷っているひとにも、どこかで何かに出会ってほしいから。 私の話が、小さなきっかけになればうれしいです。 でも、私がシンジョでゼロから新しい道を見つけたように、いま「やりたいことがない」と迷っているひとにも、どこかで何かに出会ってほしいから。私の話が、小さなきっかけになればうれしいです。

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