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地域の夏祭りを盛り上げろ! 神女ポーアイボランティアセンターが挑んだ一日に密着!

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神女サポート

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2023.8.25

地域の夏祭りを盛り上げろ! 神女ポーアイボランティアセンターが挑んだ一日に密着!

2023年8月5日、神戸・ポートアイランド市民広場で開催された「ポートアイランド夏祭り2023」に神女ポーアイボランティアセンターが参加しました。地域のイベントを盛り上げるために奮闘したメンバーの様子をお届けします。

地域とつながる、神女ポーアイボランティアセンター

神女ポーアイボランティアセンター(以下、ボラセン)とは、2022年5月、神戸女子大学ポートアイランドキャンパスに設立された団体。発起人である社会福祉学科3回生のKさんを中心に、学生が主体となって運営しています。

●ボラセン設立についてのインタビュー記事はこちら

立ち上げから1年以上経った現在、メンバーは倍以上の20名程まで増え、活動の幅も拡大。他のボランティア団体が運営する既存企画に参加するだけではなく、自らイベントを企画・実施することも増えています。

例えば先日、ポートアイランドキャンパスにて「タイダイ染めリメイクイベント」を開催。地元自治会である港島自治連合協議会の掲示板で告知いただいた効果もあり、当日は周辺にお住いの多くの方が参加くださったのだとか。3歳から70代まで幅広い世代の交流の場となりました。

地域のイベントにボランティアとして参加したり、自分たちが企画したイベントに地域の方を招いたり。今や地域とのつながり創出も、ボラセンの大切な活動テーマの一つとなっているのです。

4年ぶりに復活! 住民待望の夏祭りにボラセン初参戦!!

そして2023年8月5日にポートアイランド市民広場で行われた「ポートアイランド夏祭り2023」に初参加。

夏祭りは、港島自治連合協議会が主催する毎年の恒例行事です。地域に関わる企業や団体、住民による組合などが集まって計20以上の屋台を出店し、中央ではコンサートや盆踊りを実施。例年5千人程の来場者が訪れるという、地域の一大イベントとなっています。

実は昨年も夏祭りに参加すべく準備を進めていたボラセン。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大のため開催数日前に中止が決まり、残念な思いをしていました。
結果的に夏祭りは2019年から4年連続中止となり、今年ようやく開催できることに。例年以上の盛り上がりが期待される中、満を持して挑みます!

4年ぶりの開催に向けて準備が進む会場。すでに活気に溢れています。

映え間違いなし☆ 3色わたあめで勝負

ボラセンは、昨年予定にしていた綿菓子の屋台を出店。3色の綿菓子をカップに重ねた「ゆめかわ わたあめ」を販売します。

メンバー皆で考案した、映える「ゆめかわ わたあめ」

事前にSNSでの告知など分担して準備を行い、当日は9名のメンバーが売り子として参加。ボラセンのシンボル、お揃いのTシャツを着てお店に立ちます。

ボラセン屋台、準備万端!

ちなみに、このTシャツ制作費もお店の運営費も、すべて神戸女子大学独自の学生課外活動助成金制度「神女support」を利用して資金調達。おかげで費用の心配をすることなく、幅広い活動ができているのです。

綿菓子機械のレンタル費、材料の購入費などに「神女support」をフル活用。

いよいよ17時にお祭りがスタート。ボラセンの屋台「ゆめかわ わたあめ」はそのかわいらしさから、あっという間に行列ができていきなり大忙しです。

特に小さなお子さんや女子学生に大人気。
開店直後から大盛況。
一緒に販売している「チェキ撮影サービス」も好評です。
思い出に残る1枚を撮影。
めっちゃ暑い&忙しいのに、笑顔を絶やさない素敵なメンバーたち。
気づけばこのにぎわい! 夜にかけてまだまだ来場者は増える一方です。
メンバー一同フル稼働!
呼び込みも待ち列整理も大変!

地域とボラセンのつながりは、より強くより深く

夏祭りのにぎわいづくりに一役買ったボラセン。代表の社会福祉学科3回生のKさんはこう話します。

「この1年間、地域の皆さんと関わる機会を多く持てて、交流が深まっていると感じます。今日もわたあめ屋台を通してたくさんの地域の方と触れ合えました。中には先日のタイダイ染めイベントの参加者の方もいて、気さくに声をかけていただけて嬉しかったです」。

来店者と積極的にコミュニケーションをとるKさん。

こうした地域との関わりにおいて欠かせないのが、夏祭りをはじめ多くの地域イベントを主催する港島自治連合協議会の存在。

Kさんは「自治会の方々はいつも優しくしてくださる一方、私たちがより良い組織になるようきちんと意見や提案もしてくださるので有難いです。しっかりと信頼関係ができていると感じます」と言います。

今後も地域と密接に関わっていきたいというKさん。「特に、幅広い世代が参加できるイベントを企画していきたいと考えています。そこで、子どもとお母さん・お父さん、そしておばあちゃん・おじいちゃん世代がつながるきっかけが生まれれば良いなと。私たちが地域の世代間をつなぐネットワークになっていきたいと思っています」。

「また秋にも地域のイベントに参加する予定です」とKさん。まだまだ勢いは止まりません!

一方、港島自治連合協議会の事務局長・粟原富夫さんも、「神戸女子大学とはポートアイランドキャンパスができて以降、地域イベントへの参加などを通して交流がありましたが、ボラセンができてからはより連携がしやすくなりました。交流の機会がぐっと増えて、つながりがどんどん強くなっています」と話します。

ボラセンと地域をつないでくださっている粟原さん。

そして、今後の活動にも大いに期待されている様子。「学生さんたちにはどんどん地域に入ってきてもらいたいです。特に港島エリアは年々、住民の高齢化が課題になっています。そこで例えば、看護や福祉、健康、栄養などを学ぶ学生さんたちが、地域のお年寄りを対象に学びの内容を実践してくださるなど、大学の研究内容が地域に還元されるような取り組みにも期待しています」。

お祭りの終盤、各団体のPRタイムが設けられた際も、ボラセンは地域の方々に向けて自分たちの活動内容や熱い思いをアピール。最後は元気よく「皆さんで協力してポートアイランドを盛り上げていきましょう!」と締めくくると、大きな拍手と歓声が沸き起こりました。

櫓の上からしっかりとアピール!
ラストは盆踊りの輪にも参加♪
屋台の行列は閉店まで続きました。

夏祭りをきっかけに、また一歩前進したボラセンの地域貢献活動。今後の活躍から目が離せません!ぜひ一緒に活動してみたい! どんな活動をしているのか詳しく知りたい! という方は、ボラセンのInstagramやホームページをチェックしてみてくださいね!

■Instagram 

■HP 

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