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神戸女子大学のWebマガジン「シンジョマグ」

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管理栄養士養成課程の記事一覧

Dietician

飲食模擬店とお客さんが帰ってきた!コスモス祭4年ぶりの有観客開催に密着!!

特集

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2024.2.7

飲食模擬店とお客さんが帰ってきた!コスモス祭4年ぶりの有観客開催に密着!!

神戸女子大学の須磨キャンパスの学園祭「コスモス祭」が開催されました。今回は新型コロナウイルス感染症が蔓延して以来、実に4年ぶりに在学生のご家族やご友人と一緒に楽しめるようになりました。そんなコスモス祭の様子を須磨キャンパスからお伝えします! ポートアイランドキャンパスの学園祭「PI神女祭り」の様子は動画でご覧いただけます。 https://www.youtube.com/watch?v=ylPFqcm10xg 第14回「PI神女祭り Brand New Day」 見て!食べて!体験できる! 活気溢れる学園祭 今年のコスモス祭のテーマは「Make New Memories」。この日集まった学生と来場者のみなさんはどのような思い出を作っていくのでしょうか。 神戸女子大学・神戸女子短期大学の学園祭は、学生団体「学友会」に所属する学生たちが中心になり、企画から作り上げていきます。11:00からの開催に向けて学生たちは朝早くから準備を始め、来場者を今か今かと心待ちにしていました。 開始30分前。すでに学生の気合は十分!   開始時間前には待ち列も。 野外ステージ、室内展示、飲食やイベント模擬店の盛り上がり! 11:00以降、来場者が会場に入ってから各出展団体ごとのPRタイムが始まります。その後、各々の学生団体の活動がスタート。その活気溢れる様子を紹介していきます! 野外ステージ 野外ステージでは軽音楽部のライブ、ダンス部・ダンス部OGのステージ、箏曲部や管弦楽団の演奏などが行われ、たくさんの来場者の前でパフォーマンスする学生の姿は圧巻でした。 野外ステージのオープニングを飾った軽音楽部 楽しんで演奏している姿が印象的 毎日学生一人ひとりに元気をくれる守衛さんの弾き語りも!多くの学生から歓声があがっていました 室内展示など 「ファッションAnfang」による『ribbon』をテーマにしたファッションショー “いつまでもカワイイ私たち”をコンセプトに制作した衣装を着用したモデルの学生たち 「神女消防団」はクイズや心臓マッサージの講習ができるブースを設置。消防服を着て記念撮影も! 特徴的なスポーツウェルネス吹き矢部の模擬店 点数に応じて景品がもらえる、射的ならぬ「吹き矢的」 飲食模擬店 飲食模擬店では、フランクフルト、フルーツポンチ、チュロス、コーヒーやパンの提供などが行われました。全店、営業終了時間前に完売御礼に! フルーツポンチを用意した学生の呼び込みスキルがすごい!お昼過ぎには完売していました。 フランクフルトやチュロスなどの飲食模擬店はコスモス祭開始直後から長蛇の列 これら以外にも学内各所で趣向を凝らしたブースが会場を盛り上げ、コスモス祭は終始大盛り上がりでした。 オリジナルメニューを販売した「ハニみつローズ女子」の活動に注目 飲食模擬店の中には、ハニーマスタードサンドとローズのパウンドケーキを提供する「ハニみつローズ女子」という目を引く名前の学生団体がありました。 ハニみつローズ女子のメンバー 実は、この団体はこれまで家政学部(家政学科・管理栄養士養成課程)の先輩や同級生たちが取り組んできた、須磨離宮公園のバラや名産品の離宮ハニーを広くPRするレシピコンテストの作品を製品化しています。 『先輩たちの頑張りや須磨離宮公園の魅力をより多くの人に知ってもらいたい』という思いを形にすべく、歴代のレシピの中から食べ歩きができるレシピを選定。そして食材の発注、試作を重ねていくための費用には、課外活動助成制度の神女supportを活用。 試作の様子 カットする大きさや仕入れる品物も吟味 納得いくまで何度も試作は続きました メンバーたちは調理面以外にも当日の衛生管理や大量調理の工程まで、納得いくまで準備を行い、この日を迎えました。当日、用意した商品は完売。たくさんの人から「おいしかったよ」と声をかけてもらい、これまでのレシピや須磨離宮公園のことも多くの方に知っていただくことができた彼女たちの表情からは達成感が感じられました。 ハニーマスタードチキンサンド(左)とローズのパウンドケーキ(右) 豪華抽選会で幕を閉じたコスモス祭。学生生活の今後の盛り上がりにも期待! この日終盤のイベントは来場者全員に豪華景品獲得のチャンスがある抽選会。多くの方がステージに集まる様は、まさにこの日の盛り上がりを象徴する光景となりました。 人気コスメなど、豪華景品があたるとあって会場は大賑わい 感染症の流行によって我慢が強いられた時期も徐々に終わりを迎え、学生たちのキャンパスも自由を取り戻しています。今後も神戸女子大学の学生がどのように楽しみながら学び、この須磨キャンパスで成長していくのか目が離せません!

【管理栄養士養成課程】実験室、実習室で体験型授業に挑戦!

オープンキャンパス特別企画

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2023.5.8

【管理栄養士養成課程】実験室、実習室で体験型授業に挑戦!

スタンプラリーを実施します!各会場を回って素敵な景品をもらってくださいね! 管理栄養士養成課程では、これまでのオープンキャンパスで実施していた授業に加え、新しい体験授業プログラムを展開するなど、たくさんの企画を計画しています。実験、実習、演習を通して、管理栄養士養成課程の学びをもっと体験できるようになりました!もちろん、リピーターさんも大歓迎。スタンプラリーの景品は毎回異なるものを準備しています。何回でも参加できますのでぜひ遊びにきてください。 第一線で働く卒業生による「お仕事紹介&フリートーク」  7/23〜9/3 さまざまな現場で管理栄養士として活躍する卒業生のトークショー!病院や介護施設、食品会社などで活躍する卒業生が来場し、大学時代の思い出や、管理栄養士としての仕事内容や意義、キャリア形成について経験を踏まえて講演してくれる貴重な機会!きっと、入学後のキャンパスライフや、卒業後の進路、将来管理栄養士になって活躍するといった自分の将来像を思い描くきっかけになるはず!社会で活躍している卒業生を毎回2〜3名をお招きしお話をしていただきます。食品会社で働く卒業生が来られる日は、商品開発や品質管理等で携わっている商品を配布しています。 <配布商品>・大塚食品株式会社 「ミルクのようにやさしいダイズ」・エム・シーシー食品株式会社 「100時間かけたビーフカレー」・神戸屋(YKベーキングカンパニー) 「幸せ届けるくりぃむパン」 体験授業(ミニ講義)  20分 8月5日(土) 「昆布摂取による高血圧予防効果のメカニズム~発想力豊かなゼミ生との出会い~」8月11日(金)「身近なコピー食品について学ぼう」 *体験もできまます8月20日(日)「おいしさって何だろう」9月3日(日)  「よろこばれる献立を作るには」 体験授業(実験・実習) 20分(調理実習は30分) 実験や実習を体験してみませんか? 8月5日(土) 「栄養素を測定してみよう」(食物栄養学実験室)        「フレッシュなバターをつくってみよう」(食品加工室)8月11日(金)「体液の調節について〜腎臓の構造と機能〜」(生理学実験室)8月20日(日)「体液の調節について〜腎臓の構造と機能〜」(生理学実験室)       「米粉の焼き菓子に挑戦しよう」(調理学実習室)9月3日 (日)「ミクロの世界を観る」 (理化学実験室) 展示コーナーも充実新コーナー!「災害食」に関する展示 展示会場も充実しています!展示1 100人の給食の作るには 展示2 QOLを考えた栄養食事療法を見てみよう❣展示3 血圧測定体験(7/23,8/20,9/3のみ)展示4 ①「栄養教育・公衆栄養媒体・パネル展示」    ②「栄養指導ツールSATで遊ぼう」    ③「老化は脚から~あなたのロコモ度測定します~」    ④ 「災害食について」 展示コーナーには新しく防災食(備蓄食)を展示し、参加者に対して災害時の食事のあり方や管理栄養士としての対応方法などを解説します!また、お越しいただいた方には実際の防災食をプレゼントします!これを機会に、ご家庭の避難グッズや食料の備蓄を見直してみませんか? 展示5 学外の企業等とのコラボ企画をパネルで紹介管理栄養士養成課程の教員や学生が学外の企業と協働で企画した内容を紹介しています。2023年「SUMA×BEE×SHINJO」の企画で、離宮ハニーを用いた離宮ハニーレシピコンテストを開催しました。最優秀レシピで「ハニーグレーズのレモンケーキ」が8月1日〜8月31日まで離宮公園内「レストランパタジェ」にて1日限定20食ほど提供されます。機会があればぜひ食べに行ってみてください。

シンジョ ラクロス部が気になる…!文武両道のキャプテンにインタビュー!!

キャンパス

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2023.4.5

シンジョ ラクロス部が気になる…!文武両道のキャプテンにインタビュー!!

「ラクロス」って大学のサークル!っていう雰囲気あるなぁ…と思いながら詳しくは知らない。そんな私のような人は多いのではないでしょうか。 そこで、ラクロス部のキャプテンで管理栄養士養成課程4回生のTさんにどんなスポーツですか?という質問をしてみると、「簡単に言えばテニス、サッカー、バスケ、ラグビーを混ぜた感じです!」と明るく答えてくれました!#春からシンジョ の新入生に、ラクロスの魅力やラクロス部に入ってよかったことを少しでも知ってもらいたい!というTさんの熱い思いが聞けたインタビューをまとめました! 大学でラクロスを知る人が大半。みんな同じスタートなのが良い! ラクロスってどんな競技?10人制の球技です。フィールド内を自由に駆け回り、直径わずか6cmのボールをアルミニウム製のスティック(クロス)を使って相手選手と奪い合い、180cm四方の小さなゴールめがけてシュートを打ちます。試合時間は15分×4回で、休憩を挟みながら戦いますが、合計すると1時間動き回る激しいスポーツです。 左がプレーヤー用、右がキーパー用のスティック Tさんは大学選びの時に部活についても調べていて、そこで初めてラクロスを知ったといいます。 ラクロスは高校の部活にはあまりないので大学から始める人が多く、私が入った時も経験者は居ませんでした。先輩も優しくて、ラクロスを丁寧に教えてくれましたし、練習も楽しくていい雰囲気なので周りとのレベル差もないのでスポーツ未経験でも問題ありません。新しいことを始めたい人にはお勧めです! ラクロスのプレー中は、小さなボールがすごい速さで飛び交います。女子同士でもラグビーみたいにぶつかり合うので激しさがあり、ボールを持つ選手は相手をフェイントでかわそうとしますが、動きが素早くて、どこからシュートを打たれるか分からないぐらいスピード感があるので盛り上がります! プレーヤーはオフェンスとディフェンスに分かれますが、Tさんはゴールを守る最後の砦となるキーパー(ラクロスではゴーリーとも呼びます)をしています。 キーパー用の防具を見せてくれたTさん。当たり前ですが本格的! テニスでは前衛(ネット際でプレーするポジション)をやっていてボールが迫ってくることに慣れているので、ポジション決めの時にキーパーを希望しました。防具を付けていても、ボールが当たると痛いです。(笑) 股抜きを狙われてゴールされると本当に悔しいです…。でもその分、相手のシュートを止めるとチームを助けることが出来た実感もあり、何よりも嬉しいです!とラクロスの魅力をキラキラした表情で語ってくれました。 ラクロス部が活動するペースは?練習や試合のことも聞きたい! ラクロスに魅せられて入部した部員たちが、どんな風に活動しているのかTさんに教えてもらいました。 ラクロス部の活動は、平日2回と土曜日の週に3回です。ジョギングから始めて、パスやシュートの練習を約2時間行った後、ミーティングで締めくくります。雨の日はシンジョの体育館を予約して筋トレなどトレーニングをします。1回生の時はコロナ禍の影響でほとんど活動できなかったので、今はみんなで練習できることに喜びを感じています。 ラクロス部は今、部員数が少ないので、土曜日は関西の他大学と合同チームを組んで練習や試合をしています。合宿で静岡へ行った時は、たくさんの大学が集まって試合をしました。練習中に初対面の他大学の学生とコミュニケーションを取ることは難しい部分もありますが、練習が終わる時にはもう仲良くなっていますね(笑) 練習後はお互いの大学のことや就活などの情報交換をしたり、学外の人とのつながりが増えることもひとつの魅力だと思いますね。 合同チームでの練習は楽しく充実! 試合中の写真(写真手前 シンジョラクロス部、奥 他大学ラクロス部) ラクロス部ならでは!シンジョ内外でのかけがえのない経験  これまでのお話から、練習や試合を通してたくさんの出会いがあり、充実している様子が伝わりました。Tさんは管理栄養士養成課程に所属していて、実習や課題などで忙しいイメージがありますが、部活と勉強の両立する上で大変だったことはないか聞いてみました。 部活の後の勉強は時間的にも大変かもしれないですが、部活に入っていたからこそ、身近に相談出来る先輩がいてくれました。入部した1回生の時は授業がほとんどオンラインだったのですが、レポートの書き方がわからず困っていたところ、同じ学科の先輩が助けてくれました。それからも、学年が上がるとどんなペースで授業や実習があるのかなど、先輩の経験を教えてもらったからこそ計画を立てて勉強と部活を両立できています。 また、ラクロス部は日本学生ラクロス連盟に登録し、関西地区のチームとして所属しています。そこでは同じように登録しているクラブに所属する学生が、大会運営や関連した業務を力を合わせて担当しています。これだけ大きな組織に所属して活動できることはこれまでなかったので、本当に良い経験になっています。学科での学びも大切ですが、社会人経験に近いものが得られていると実感しています。 最後に、シンジョの新入生や、高校生に向けて一言お願いします! クラブ活動が出来るのは大学が最後のチャンスだと思うので、何かしらの団体に入ることをおすすめします!ラクロス部は初心者大歓迎!協調性が身につき、学生生活も楽しくなります!気軽に来てください!私達が全員で教えます! この投稿をInstagramで見る 神戸女子大学 ラクロス部 2023(@kwu_lax_2023)がシェアした投稿 新入部員の受け入れ態勢バッチリなメンバーが新入生のみなさんの見学や問い合わせをお待ちしています!シンジョの周辺情報や所属部員の時間割など、新入生のお役立ち情報も満載のラクロス部instagramはこちらから

おいしいコーヒーで地域を笑顔に!諦めかけていた夢を実現させた「神女support」がスゴイ!

特集

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2023.3.7

おいしいコーヒーで地域を笑顔に!諦めかけていた夢を実現させた「神女support」がスゴイ!

本当においしいコーヒーを知ってもらいたいという想いから、兵庫県の大学では唯一となるコーヒー同好会を立ち上げたMさん。今回は、シンジョの学生課外活動助成金制度「神女support」を活用し、地域での交流会を実現したときのお話を中心にインタビューしました。 人生を変えたコーヒーとの出会い ――昔からコーヒーが好きだったんですか? コーヒーを好きになったのは高校2年生の頃からなので、実は最近なんです。以前はほとんど飲んでいなかったのですが、父に連れて行ってもらった喫茶店で飲んだドリップコーヒーのおいしさに感動して、そこからのめりこんでいきました。はじめはクラスの友人に私が淹れたコーヒーをふるまう程度でしたが、それをきっかけにコーヒーを飲めるようになった子がけっこういました。コーヒーを好きになってもらえたことがすごく嬉しくて、それから地域の方や東北で被災された方々にコーヒーを提供するボランティア活動を始めました。同時に、大学でもより多くの方にコーヒーの魅力を知ってもらう活動ができれば良いなと考えていました。 ――コーヒーは「個人で楽しむもの」というイメージがありますが、Mさんは誰かと一緒に楽しむなど「外に向けての発信」に魅力を感じていたんですね。それが「コーヒー同好会」の活動にもつながった? はい。普段は豆の種類や挽き具合、淹れ方を変えるなど飲み比べをして味を研究していますが、他大学のコーヒーサークルとも交流し、勉強会を開催することもありますね。できれば「地域の方を中心にコーヒー好きを増やしていきたい」という想いもあったのですが、同好会発足時には、資金面やノウハウなど、さまざまな課題があったので、実現したくてもできないと思っていました。そんなとき、顧問の先生から「学生課外活動助成金制度(神女support)」で支援が受けられるかもしれないことを教えていただいたんです。 学生課外活動助成金制度(神女support)って? 学生による自主的な課外活動(地域貢献やボランティア等、地域の課題解決や活性化を推進する取り組み)を支援することで、「自立心・対話力・創造性」をもった人材を育成することを目的としたシンジョ独自の制度。ボランティアセンターの設立や子ども向けイベントの開催など、活動に必要な資金の助成を受けることができる。 詳しくはコチラ!  神女supportで広がった地域交流の夢 ――神女supportをどのように利用されたのか教えてください。 締め切り直前のギリギリに応募したことを覚えています。採択後は同好会のメンバーと話し合いを重ね、やりたいことを少しずつ具現化していきました。そして、同好会の設立2年目となる2022年には、大学の近くにある須磨離宮公園に場所をお借りして、コーヒーショップを出店することが決まりました。もちろん、みんな出店経験はありませんので、わからないことだらけです。新型コロナの影響もあり、会う機会も限られていましたが、ZoomやLINEで話し合い、一つひとつ検討していきました。 ――苦労もあったなか、イベントはうまくいきましたか? 結果としては目標販売数を達成でき、満足いただけるおいしいコーヒーを提供できたのではないかと思っています。嬉しかったのは、親子でお越しくださった方に「今まで娘はコーヒーがまったく飲めなかったんだけど、このコーヒーは飲んでいました。本当においしかったです!」と言っていただいたことです。豆の原産国の選定から、焙煎、抽出まですべて自分たちで決めたのですが、おいしいものが提供できているか不安な気持ちがありました。なので、その言葉が聞けたときはすごく嬉しかったですし、励みにもなりました。 ――焙煎からされているとは、徹底して取り組まれているんですね。 そうなんです。せっかく地元の方にコーヒーを販売するからには、豆本来の味わいを感じてもらいたいと思っていました。そうなると専用の器具が必要なのですが、なかなか手が出ない価格で。本来ならあきらめてしまうところを、神女supportを利用して購入させていただきました。淹れる人が違っても安定した味が出せるエアロプレスや、雑味の原因となる微粉が出にくい電動ミルを使用することで、私たちがこだわった味をスピーディーに同じ品質で提供することができました。資金面でのサポートが受けられるのは、学生の私たちにとってはとても大きいです。ビジネスなら売上や利益を第一に考える必要がありますが、私たちはあくまでも地域貢献としてコーヒーの本当のおいしさを伝えていくことに注力することができました。そういった点でも、神女supportはありがたいですね。 ――たしかに、売上を求めすぎて本来の目的を見失ってしまっては意味がないですよね。 はい。ですから私たちはもう一つの地域貢献として、須磨離宮公園での出店後に余った豆を活用して、地域の福祉施設で高齢者の方々にコーヒーの無料提供を行いました。当日は3カ国の豆を用意し、飲み比べを実施。香りや後味の違いを実感していただけたと思います。さらに、ただふるまうだけでは面白くないので、高倉台の良いところを一つ書いてもらうことにしました。それを学園祭で展示することで、地域の魅力を発信することもできました。 たくさんの人に感動を味わってもらいたい ――出店イベントを経て、どんな経験が得られましたか? まずは、須磨離宮公園での出店や近隣住民の方へのコーヒーの提供など活動を通して、地域の方々と交流できたことがとても大きな経験になりました。ただ、実際にイベントを体験することで自分たちに足りていなかったことも見えてきたんです。一番は開店に必要な物品をそろえることでした。私が日頃通うコーヒーショップの方にもご協力いただきながら、できる限りの準備をしたのですが、それでも当日になって「あれが足りない、これが足りない」となって(苦笑)。でも、その反省はしっかりと次回に活かし、これまでに同様のイベントを3回実施することができました。リピーターになっていただいた方もいますし、SNSでの宣伝効果もあってか、回を重ねるごとに足を運んでくださる方が増えていると実感しています。 ――まだまだ夢が広がりますね。Mさんは現在4回生ですが、大学卒業後はどうされる予定ですか。 バリスタになりたいという夢があります。シンジョの管理栄養士養成課程に入学したのも、「栄養」という付加価値は、バリスタを目指す人たちのなかでも埋もれずに戦っていける武器になると考えたからです。今は大阪にあるコーヒーの卸会社に内定をいただきました。入社後はセミナーなどを通してコーヒーの魅力を社会に発信していけたらと考えています。将来的には、コーヒーのコンサルティング業を行い、おいしいコーヒーに出会うきっかけをたくさん創り出すお仕事がしたいです。「他のどこよりもMさんのコーヒーで良かった」「Mさんだから選ぶ」と言ってくれる人が増えるよう、自分の個性を見つけて磨いていきたいです。実はその一歩として、今、同好会の友人たちとオリジナルのコーヒーを販売しようと思っているんです。須磨の海をイメージした、朝に飲みたいと思ってもらえるブレンドをめざしていて、飲みやすくさわやかな味わいに仕上がりました。まずは、須磨離宮公園で試飲会を行い、お墨付きをいただけたら実際に販売する予定なので、多くの方に楽しんでいただきたいです。 2022年11月取材※取材時4回生

管理栄養士と栄養教諭、2つの資格取得を目指す学生にインタビュー!

特集

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2023.1.6

管理栄養士と栄養教諭、2つの資格取得を目指す学生にインタビュー!

今回は管理栄養士養成課程から、食のプロである管理栄養士と、子どもたちに食の楽しさを伝える栄養教諭を目指す在学生にお話をお聞きしました。 小学校での食の経験が、栄養教諭を目指す原点に。 ――栄養教諭を目指すようになったきっかけを教えてください。 食に対する関心が芽生えたのは小学生のときでした。公立の小学校でしたが、給食がバイキング形式だったり、季節の行事に関する内容だったり。食育の授業にも力が入っていたんです。それが当たり前の環境で育ってきたのですが、中学、高校と進むにつれて小学校で得られた食の経験は栄養教諭の先生がすごく努力されたからだと気づきました。おかげで嫌いな食べ物もほとんどなくて。いろんな食材を食べることができるってすごいことだと。自分もそんな食の経験を子どもたちに提供したいと思い、栄養教諭を目指すようになりました。 ――大学選びでは何が決め手になりましたか? 大学は栄養教諭の免許が取れるところを志望していました。私は高校では文系だったのですが、シンジョの管理栄養士養成課程は文系科目でも受験することができ、入学後も管理栄養士に必要な生物や化学を基礎からフォローしてくれる授業があるところに大きな魅力を感じていました。また、近隣の女子大では附属高校から入学する学生が多く、入学時にはその学生同士のグループができていることがあると聞き不安だったのですが、シンジョには附属高校がないので、ほとんどが初対面から始められるところも魅力でした。 ――管理栄養士としての専門的な知識や技術はどのように学んでいきましたか? 1・2回生の間に、食材についての知識や栄養計算など、現場で必要とされる基礎となる知識を授業で習いました。また、調理実習も1回生のうちからあり、いろんな食材に触れて、調理技術を身につけるところから学びました。個々の授業で学んだ専門知識を実習で少しずつ実践と紐づけ、積み上げていくことができ、着実に成長している実感がありました。 ――高校は文系とのことでしたが、実際に入学した後の授業はどうでしたか? 「管理栄養士のための化学・生物」という授業では、管理栄養士になる上で必要な専門的な知識を学びました。こちらは必修科目なので全員が受講するのですが、私はそれに加えて「特別化学・生物」という選択科目も受講しました。理系の高校で学ぶような基礎からしっかり学ぶことができ、生物・化学に自信がない学生はこの授業を受けていましたね。大学によっては自力でカバーしないといけない部分だと思いますが、丁寧に教えてもらえるのはすごくありがたかったです。よく友人と得意な分野を教えたり、質問し合ったりしていました。一緒に目標に向けて頑張る仲間ができたのも心強かったです。 ――管理栄養士養成課程では大量調理の実習もあると聞きました。 はい、まさに一番印象に残っている実習です。3回生のとき給食経営管理実習室で大量調理を経験しました。5~6人の管理栄養士役と20人ほどの調理役に分かれ、50人分の給食をつくるという授業です。管理栄養士役は、栄養価のバランスを考えて献立を作成し、発注から調理まですべてを担当します。栄養価ももちろん大切ですが、食事なので見た目も良く、味もおいしく、食品ロスがない食べきれる量で…と考えないといけないことが多くて。1、2回生で学んだことを総動員して献立を作成しました。大変でしたが自分が学んできたことが力になっているなと実感できた実習でした。 ――大人数で大量調理はすごく大変そうですが、やりがいもありそうです。 実習では管理栄養士役と調理役を週ごとに交代して行いました。管理栄養士役のときは自分が手を動かすのではなく、調理役のメンバーにいかに動いてもらうかに注力する必要があるのですが、これが本当に難しかったです。20人の担当を割り振って、指示をするための計画書をつくって挑んだのですが、実際にやってみると早く作業を終えて手が余ってしまう人がいたり、管理栄養士役の学生ではなく先生に質問する学生がいたりと反省点が多かったです。 ダイナミックな大量調理が体験できる「給食経営管理実習室」 学校、事業所、福祉施設、病院などの特定給食施設で、ニーズや栄養・食事計画、献立、サービスのあり方など、給食を運営し管理するための体験学習をします。100食以上の大量調理に対応できる設備で、現場の雰囲気を感じながら技術を磨くことができます。 栄養教諭としてのスキルを身につけながら、夢を再認識。 ――教職課程ではどのような授業がありましたか? 教職課程の必修のなかに、模擬授業のような形で食育を経験する授業がありました。テーマや対象を自分で決められるもので、私は大学生を対象に栄養の偏りや食に対する興味喚起をテーマに授業を行いました。料理のイラストの裏に栄養価を記したカードを使ったのですが、小学生を対象にした学生はカルシウム量を数値ではなく骨のイラストで表すなど、見せ方に工夫の仕方が見られました。自分で一から授業を考える経験はもちろん、他の学生の授業を見られたことも、すごく勉強になりました。 ――周りからも良い刺激があったんですね。同じように教職を目指す学生は多かったですか? どちらかというと、管理栄養士として現場で活躍することを目指している学生がほとんどなので、私の学年では教職志望は5人ぐらいでした。でも、教職の授業で一緒になることが多かったので自然と仲良くなりましたし、授業以外でも一緒に模擬授業を披露し合ったり、ときには励まし合ったり。同じ目標を持つ者同士、助け合いながら頑張っています。 ――4回生の教育実習では、どのような体験をされたんでしょうか? 4回生の6月に母校へ教育実習に行きました。栄養教諭の実習は1週間しかなく、他の科目と比べると授業の時間は少ないと思います。私は一度だけ授業を担当したのですが、話し方や板書の書き方に具体的なアドバイスをいただきました。板書の書き方ひとつで意味が伝わらなくなってしまうこともあり、児童に教える立場として重要なスキルだと実感しました。 ――児童たちの授業での反応は? とにかくかわいかったです!児童から「先生に教えてもらったことを家でも実践したよ!」と報告を受けたときはとても嬉しかったですし、教師の仕事は子どもたちにこんなにも影響を与えるんだと新鮮な驚きもありました。4回生では、実習に就職活動、卒業論文と大変だったのですが、教育実習を体験して、栄養教諭になりたい思いを再確認できたことは本当に良かったです。自分がなりたいだけでなく、子どもたちの未来のために「どんな栄養教諭になるべきか」を考え直すきっかけにもなりました。これからも管理栄養士の国家試験合格を目指して頑張ります! ――将来は、どのような栄養教諭になりたいですか? 自分が小学生のときに経験したような「食の楽しさを伝える」食育を大事にしたいです。でも、そのためには、まず安心安全な給食がないと成り立たないんですよね。シンジョで栄養教諭の仕事についての理解が深まったことで、その奥深さを知れたことは私にとって大きな経験になりました。子どもたちにおいしい給食を提供するための土台から、これからもしっかりと学び続けていきたいと思います。 これからの社会に欠かせない「食」のリーダーを養成! 管理栄養士養成課程 食の多様化や少子高齢化が進む現代では、教育、医療などさまざまな現場で「食」が重要視され、そのエキスパートである「管理栄養士」の需要も高まっています。シンジョの家政学部管理栄養士養成課程では、資格取得のサポートはもちろん、専門的な知識の習得や現場さながらの実習が体験できる最高の環境を用意。食の分野をリードする「管理栄養士」を養成します。 詳しくはこちら! 2023年1月取材 ※取材時4回生

兵庫県の大学で唯一のコーヒーサークルが神戸女子大学にあるらしい!

特集

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2022.11.14

兵庫県の大学で唯一のコーヒーサークルが神戸女子大学にあるらしい!

神戸女子大学コーヒー同好会を立ち上げた代表者にインタビュー! 2022年10月29日(土)、30日(日)に神戸市の商業施設コトノハコ神戸で開催された、SDGsをテーマにしたコーヒーイベント「VOLCAFE COFFEE EXPO 2022」に本学のコーヒー同好会が参加しました。今回はその代表である管理栄養士養成課程4回生のMさんにお話を伺いました! ―コーヒー同好会を立ち上げられたきっかけを教えてください。 実は、昔はコーヒーが嫌いだったんです。高校2年生の時に父と行った喫茶店で飲んだものがとてもおいしくて、それ以来大好きに。その経験から本当においしいコーヒーをみんなに広めたいと思うようになりました。高校生の時は道具を家から持参して、休み時間に友達に振舞ったり、公民館などで振舞うことができるようなボランティアに参加したりしてたんです。そのような活動をより大きな規模で行いたいと思い、この同好会を立ち上げました。 ―コーヒー同好会にはどのような学生がいらっしゃいますか? 一言で言うと、探求心の強い学生が集まってくれています。私たちの同好会のメンバーのうち、9割ほどは好奇心からの入会で、入った当初はコーヒーの知識をほとんど持っていないんです。それでも入会後は、私の説明を真剣に聞いて議論してくれたり、外で飲んだコーヒーに関する情報を同好会に持ち込んできてくれたりと、とにかく知識を取り込もうという意欲を常に感じています。 代表Mさんと同好会のメンバーのみなさん ―コーヒー同好会では、普段どのような活動を? 普段は主に飲み比べを行っています。コーヒーは使用する道具や豆、挽き方や焙煎方法によって無数に違いが生じるので、この活動を行うことでその豆に最も適した淹れ方を研究しています。それ以外にも今回のように、なにかイベントがあれば積極的に参加しています。 学内では、随時希望者向けに見学会も行っています。 ―今回のイベントではどのようなコーヒーを? この『VOLCAFE COFFEE EXPO 2022』では17か国の豆から1つを選び、その魅力を最大限に引き出すことが求められています。今回私たちは華やかな酸味が特徴のホンジュラス産を選びました。そのため、酸味を活かしつつも、それが苦手な方にも飲んでいただけるバランスのいいコーヒーを提供しています。 ドライフルーツのような華やかな香りが漂う上品なホンジュラス産のコーヒー。一番の特徴といわれる酸味はフルーティで爽やか。 ―淹れ方にはどのような工夫を? 打ち合わせを始めた当初は、ハンドドリップでの提供を考えていたのですが、それだと淹れる人やタイミングなどにより味が安定しませんでした。そこで『エアロプレス』という専用の抽出器具を用いて、抽出にかかる工程数を減らしブレを最小限にしています。他にも雑味を抑えるために『フジローヤル みるっこ』という微粉(雑味の原因)が出にくい電動ミルを用いて豆を挽いて、より多くのお客様に美味しいコーヒーを提供できるようにしています。 ―今回のイベントは全国各地の大学のコーヒーサークルが参加しています 今回のイベントは私達を含めて全国から17大学が参加しています。それぞれの大学が選んだ豆の特徴を最大限に引き出すために研究し、今日を迎えているのでどこの大学のコーヒーも本当に美味しいです。他大学のコーヒーサークルの方もコーヒーへの熱量がすごいので刺激を受けますし、色々な情報交換が出来ています。これまでも近隣の他大学との交流はありましたが、今日をきっかけにもっと交流を広めていきたいですね。 ―今後の目標を教えてください 今までは同好会の活動を通して、より多くの人たちにコーヒーを飲むきっかけを作りたいと思っていたのですが、将来は、在学中に取得予定の管理栄養士の資格を活かしてコーヒーコンサル業を行い、街中にあふれるコーヒーの質をさらに底上げしたいと考えています。そのためにはまず、バリスタの大会で優勝して影響力をつけたいと思います! 『人と人が珈琲で繋がる、広がる』をモットーに、精力的に活動するシンジョのコーヒー同好会。今後の活動予定などは同好会Instagramからチェックしてくださいね!

【神戸女子大学×コープこうべ】野菜を丸ごと使った食品ロス削減レシピ

特集

786

2022.11.9

【神戸女子大学×コープこうべ】野菜を丸ごと使った食品ロス削減レシピ

皆さんは『食品ロス』という言葉をご存じですか?本来なら食べられるのに捨てられてしまう食べ物のことで、日本では年間522万トンが廃棄されています。「世界のどこかでは、飢餓で苦しむ人がいるのにもったいない!」そんな熱い気持ちで立ち上がったのが、家政学部管理栄養士養成課程に所属するIさんとKさんです。なんと、コープこうべに電話をかけ「食材の皮や芯もムダにしないレシピを考案するので、アプリで紹介してほしい」と直談判したそう。今回は、アプリの開発に携わったコープこうべの宮下さん(写真左から2人目)を須磨キャンパスの調理室にお招きしてお話を伺いました。 写真左からコープこうべ田川さん、宮下さん、 管理栄養士養成課程 Kさんさん、橋本准教授 『食品ロス削減の日』にどうしても間に合わせたい!意欲とパワーが大人たちを動かした!! 今回の取り組みはどのような経緯で実現したのか教えてください。 宮下さん――― 今年の8月頃、コープこうべの問い合わせ窓口に2人が電話をくれたんです。コープこうべアプリの中に、最大1週間分の献立を自動作成し、かつ食材も注文できる『こんだてアシスト』という機能があるのですが、そこに料理を掲載させてもらえませんか?と。突然だったので、驚きました。 Iさん――― きっかけは、10月30日が『食品ロス削減の日』だと知ったからです。当日に合わせて、私たちも何かできないかって。シンジョの地域連携推進事務室に相談したらコープこうべさんの連絡先を教えてくれたので、ネットでもいろいろ調べて…。とにかく話を聞いてほしい!という気持ちでした。 宮下さん――― すばらしい行動力ですよね。 Iさん――― 授業で、日本の食品廃棄量の多さについて取り上げられていたのが気になって。個人的には賞味期限が過ぎる前に冷凍保存するとか、皮や芯も工夫して食べるなどは以前から当たり前にしています。今回も一般的には捨てられてしまう部分を使って、レシピを考えたらどうかと思いついたんです。 Kさん――― 私は、好きなアイドルがインスタグラムで「地球温暖化の原因の1つが食物を可燃ごみとして燃やすときに出る二酸化炭素だ」と訴えていたのを見て、このままだとヤバイかも!と未来に不安を感じて。私たちが情報発信することで、何かが変わるかもしれないと思いました。 宮下さん――― コープこうべアプリの『こんだてアシスト』は便利なサービスなのですが、昨年4月にリリースして、まだまだ認知度が低いのが悩み。大学生が考えたとなれば、同じような若い世代の方も興味を持ってくれるでしょうし、食品ロスへの意識が高まるチャンスにもなる。この取り組みをアプリの開発パートナーの株式会社ミーニューさんに相談したところ、一緒にやりましょう!と協力してくださることに。そしてさっそく、新メニュー検討のためのオンライン会議に、彼女たちにも参加してもらいました。 初めてのオンライン会議への参加。そして厳しい現実に直面するが… 企業で働く社会人の中に混ざって意見するということはとてもハードルが高いように思いますが、いかがでしたか? Iさん――― 幹部の方々が画面にズラッと並んでいるのを見て緊張しましたが、どうしてもやり遂げたかったし、無理を言ってお願いしたことなので頑張らなくちゃ、と気合が入ったのを覚えています。 宮下さん――― 8月の会議では、「『食品ロス削減の日』に公開するとなると、来週にはレシピを提出してもらわないと間に合わない」と、時間のなさが問題視されましたが、本当に次の週に10品を提案してくれました。大変だったでしょう? Kさん――― はい(笑)。でも、やりがいの方が大きかったです。ただ、10品すべてが不採用になった時は、残念な気持ちが少しありましたが、すぐに切り替えて新作レシピを考え始めました! 宮下さん――― こんだてアシストは、毎日忙しい主婦の献立作成をアシストする、というコンセプトのサービスです。レシピはたくさんの組合員さんの目に触れるので、レシピの作りやすさや調理時間、食材の種類なども考慮が必要です。 なにより、お二人にも自信を持って「これは私たちが考えたレシピです!」と言えるオリジナリティがあるものを練ってほしかったので、簡単にはOKが出せなかったんですよね。 絶対にあきらめない気持ちを持ち続け、最後は先生のアドバイスが突破口に! 10品を提案した後、再びレシピを考案することになりましたが行き詰まりませんでしたか? Iさん――― 何がいけなかったのか悩んで、管理栄養士養成課程の橋本先生に相談しました。 Kさん――― 先生からは「肉汁を吸ってくれるように、高野豆腐を使ってみたら?」とか、「子どもでも食べやすいように見た目を工夫したら?」など、すごくわかりやすくアドバイスをしてもらえたので、次で決めるぞ!と意欲がわきました。 宮下さん――― 10品が不採用になった次の週の会議で、全く違った5品を提案してくれて。これなら大丈夫!と思えるレシピばかりだったので、今回はすべて採用になりました。2人の熱意の勝利ですね。 『ごま香るナムル』『ブロッコリーと人参とちりめんの佃煮』『甘酢餡で食べる紅白シュウマイ』の3品を実食! インタビューを受けながら実際に採用されたレシピを調理して振舞ってくれました。それぞれのレシピのこだわりを教えてください。 Iさん――― この『紅白シュウマイ』は甘酢餡を後付けにして、見た目も楽しんでもらえるようにしています。 Kさん――― 『ブロッコリーと人参とちりめんの佃煮』には、いつもなら捨てられる部分の人参の皮やブロッコリーの茎が入っています。実は栄養価が高くておいしい茎や皮の歯ごたえも楽しんでもらえると思います。 Iさん――― 『ごま香るナムル』は、ほうれん草は根元ごと、人参と大根は皮ごと使っています。いろいろな食感が楽しめるし、ピーナッツが味のアクセントになっています。 作っていただいたレシピはどれも本当においしくて、感動しました。おふたりが考え、自ら行動を起こした積極性はまさにシンジョの姿勢そのもの!考案したレシピを通じて1人でもたくさんの方に「食品ロス削減」の活動を知ってもらえることを願っています。

【Shinjo Kitchen~管理栄養士養成課程の お料理レッスン~】朝にピッタリ!トーストレシピ

カルチャー

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2020.7.3

【Shinjo Kitchen~管理栄養士養成課程の お料理レッスン~】朝にピッタリ!トーストレシピ

時間のない朝に、簡単につくれて、かわいいトーストレシピ!朝から気分をUPさせる 8種のトーストレシピをご紹介します。 今回ご紹介するトースト 8種 ①いちごヨーグルトトースト / ②マシュマロヨーグルトトースト / ③カルボナーラトースト / ④ベーコンエッグトースト / ⑤フルーツたっぷりトースト / ⑥ミニトマトトースト / ⑦チーズアボカドトースト / ⑧ハニーアイストースト ① いちごヨーグルト トースト 材料 & つくり方 ・食パン --- 1枚 ・バター --- 適量  ・水切りヨーグルト --- 大さじ5 ・砂糖 --- 小さじ1 ・いちごジャム --- 20g ・かぼちゃの種 --- 適量 ・白ゴマ ---適量 ① 焼いた食パンにバターをぬり、その上に水切りヨーグルトをパン一面にぬる。② いちご型にいちごジャムを塗り、かぼちゃの種をヘタのように置いていく。③ ジャムの上に白ごまをいちごの種のように並べたら出来上がり! ② マシュマロヨーグルトトースト 材料 & つくり方 ・食パン --- 1枚 ・マシュマロ --- 8個  ・ヨーグルト --- 30g ・はちみつ --- 適量 ・シナモン ---適量 ① 食パンにマシュマロを並べ、間にヨーグルトをのせる。② トースターで3分ほど焼き、マシュマロが膨らんだら取り出す。③ はちみつをかけ、シナモンをふりかけたら出来上がり。 ③ カルボナーラトースト 材料 & つくり方 ・食パン --- 1枚 ・マヨネーズ --- 小さじ1  ・粉チーズ --- 小さじ1強 ・ハーフベーコン --- 1枚 ・卵黄 --- 1個 ・粗挽きコショウ --- 適量 ① ベーコンをカットし、卵の白身を抜いて卵黄のみにしておく。② 食パンに、粉チーズ、カットしたベーコン、卵黄をのせる。③ マヨネーズと粗挽きコショウをかけ、トースターで5分ほど焼いて完成。 ④ ベーコンエッグトースト 材料 & つくり方 ・食パン --- 1枚 ・ハーフベーコン --- 1枚  ・マヨネーズ --- 小さじ1 ・粒マスタード --- 小さじ1/2 ・乾燥パセリ --- 適量 ・卵 --- 1個  ① カットしたベーコンをフライパンで炒め、その次に溶いた卵、マヨネーズ、粒マスタードを入れ、スクランブルエッグをつくる。② スクランブルエッグを食パンにのせ、バンに焼き色がついたら仕上げに乾燥パセリをかける。 ⑤ フルーツたっぷりトースト 材料 & つくり方 ・食パン --- 1枚 ・ホイップクリーム --- 適量  ・キウイ --- 1個 ・バナナ --- 1/3本 ・ブルーベリー --- 6~7粒 ・ミント --- お好みで ① 食パンをトースターで焼き、粗熱をとる。② キウイ、バナナは皮をむきカットする。③ ホイップクリームを食パンにぬり、フルーツをのせ、ミントを添える。 ⑥ ミニトマトトースト 材料 & つくり方 ・食パン --- 1枚 ・オリーブオイル --- 小さじ1  ・おろしニンニク --- 小さじ1/2 ・粉チーズ --- 適量 ・ミニトマト赤、黄色 --- 各4個 ・塩 --- 適量 ・粗挽きコショウ ---適量  ・乾燥バジル ---適量 ① 食パンにオリーブオイル、おろしにんにくをぬり、半分にカットしたミニトマトをのせる。② 塩、粗挽きコショウ、粉チーズをかけて、トースターで5分ほど焼く。③ 仕上げに乾燥バジルをかけたら出来上がり。 ⑦ チーズアボカドトースト 材料 & つくり方 ・食パン --- 1枚 ・マヨネーズ --- 小さじ1 ・粒マスタード --- 小さじ1/2 ・ミックスチーズ --- 25g ・アボカド --- 1/2個 ・粗挽きコショウ ---適量   ① 食パンにマヨネーズ、粒マスタードをぬる。② ミックスチーズ、カットしたアボカドをのせ、粗挽きコショウをかける。③ トースターで5分ほど焼いたら出来上がり! ⑧ ハニーアイストースト 材料 & つくり方 ・食パン --- 1枚 ・バター --- 適量  ・はちみつ --- 適量・バニラアイス --- 30g ・アーモンドスライス --- 適量 ① 焼いた食パンにバターをぬり、 バニラアイスをのせる。② 仕上げにアーモンドスライスとはちみつをかけたら出来上がり。

食と栄養のエキスパート! 栄養士が活躍するフィールド、どんどん拡大中!

特集

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2020.6.26

食と栄養のエキスパート! 栄養士が活躍するフィールド、どんどん拡大中!

栄養士はどんな場所でどんな仕事をしているの? 食や栄養に関する知識は今、あらゆる場所で求められています! 栄養士が活躍するフィールドをご紹介します。 現代人の栄養事情は、偏ったり、過剰になったり、ときには栄養不足になったりと深刻な状況です。でも、「食」は身体をつくるだけではなく、生活にうるおいをもたらしたり、心理的なストレスをやわらげるなど、長い人生でとっても大切なもの。だからこそ、「食」を支える栄養士の存在はますます重要になっているのです。 最近では、さまざまなところで健康や食、栄養についての知識が必要とされています。たとえば、高齢者や病気の方一人ひとりに対するケア、子どもの食育、監督やコーチなどとも連携したアスリートへの栄養補給提案、フードロス(食品廃棄)を解決するフードシェアの取り組みなど、栄養士の活躍の場は広がっています。 献立作成だけでなく、食事や食物の知識や大切さを教え、健康的に生きる力をはぐくむ「食育」の取り組みも。< オススメのフィールド > 小中学校の栄養教諭、 保育園・幼稚園・こども園の栄養士 アスリートが目標にしたいコンディションやトレーニングに合わせて、トータルな栄養補給法を提案します。< オススメのフィールド > スポーツクラブの栄養士、アスリート専属の栄養士 施設や地域で暮らす高齢者や障がいのある方一人ひとりの身体機能に合わせた栄養指導や食事の提供を行います。< オススメのフィールド > 福祉施設の栄養士 栄養の知識を活用しながら、商品コンセプトや原料、製造方法を考え、試作を繰り返しつつ商品を完成させます。< オススメのフィールド > 食品メーカーの研究職、飲食店のメニュー開発担当 患者さんの病状に合わせた栄養管理・指導、献立作成など。必要に応じて医師や看護師などと連携します。< オススメのフィールド > 病院・診療所の栄養士 身体に無理なくダイエットをしたり、健康的な身体づくりを行うための栄養・食事指導などを行います。< オススメのフィールド > 企業で働く人を支える栄養士、フィットネスジムの栄養士、大学や寮で食を支える栄養士 各地域の健康施策を考えたり、健康づくりの調査やイベントを実施。また、フードロス(食品廃棄)を解決するフードシェアへの取り組みも注目されています。< オススメのフィールド > 保健所や市町村保健センターの栄養士、都道府県や市町村など自治体の栄養士 シンジョには栄養を学べる学科が3つも! 学校全体の30%の人が未来の栄養士になっています。自分の想いが叶う学科で栄養士を目指しましょう。 卒業生全員の国家試験合格を目指し、合格者数は全国7位の実績を誇ります。卒業後、現場にすぐ対応できる実践力を身につけるため現場体験型の授業が多いのも特長。海外で学ぶチャンスもあります。 栄養学・食品学・衛生学・調理学をベースに、アスリートへの食事・栄養指導の知識を修得し、子どもの食育や中高齢者の健康維持などについても学びます。ヴィッセル神戸などの現場で実習やボランティア活動も。 充実した設備や外部との連携を活かしながら、「栄養学実習」など実験・実習重視の授業で技術力を高め、社会で即戦力となるスキルを身につけます。また、希望に応じて管理栄養士養成課程など4年制への編入も可能。 ※ 記載している情報は、2018年11月取材当時のものです。

まるで職人さん!「パン研究会」の本格パン作りに密着!

特集

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2019.7.19

まるで職人さん!「パン研究会」の本格パン作りに密着!

SHINJOには、60近いクラブやサークルがある中で、全国的にも珍しい団体があります。そのひとつが、「パン研究会」。「研究」という名前がついているけれど、パンを学問的に探究しているわけではありません。そこで行われているのは、職人さながらのパン作り。今回はパン研究会に密着し、活動の様子をお届けします! 焼き立てパンがずらり!部屋いっぱいに広がるパンのいい香り。 木曜日のお昼すぎ。パン研究会が活動する「パン加工室」にやってきました。 和気あいあいとおしゃべりしながら、パン生地を切り分けるメンバーの皆さん。 — こんにちは〜!わあ、めっちゃパンのいい香りがする!さっきごはんを食べたばかりなのに、もうお腹が空いてきました(笑)。今日はよろしくお願いします。 堀端さん:こんにちは!ようこそパン研究会へ!さっき、「キャロットチーズカップサンライズ」が焼けたところなんです。食べてみませんか? 部長を務める管理栄養士養成課程3年生の堀端さん。笑顔で出迎えてくれました! — え、いいんですか?せっかくなので、いただいちゃいます♪ ふっくら、いい色に焼き上がっています。 堀端さん:ぜひぜひ!これは、人参とトマトの粉末をパン生地に混ぜ込み、チーズクリームを包んで焼き上げたパンです。さあどうぞ! — ありがとうございます!うわ、びっくりするくらい、ふわっふわ!パンが温かくて、より甘みを強く感じられますね。ほんのり酸味のあるチーズクリームが、絶妙にマッチしていてホントにおいしい。正直、学生さんが作ったとは思えないくらい、パン屋さんで売っているような本格パンですね。 堀端さん:ありがとうございます。今日はほかにも、「枝豆フランスパン」と「カレーフランス」を作っているところです。クロワッサンのようなパイ生地のパン以外であれば、ある程度のパンは作れます! — すごい!パン屋さん開けそう!1日中パンを作り続けているんですか…? 堀端さん:そうです。毎週木曜日が活動日です。朝9時から夕方まで、ひたすらパンを作って、出来上がったのを食べるのも楽しみの一つです。 — お腹も心も満たされる素敵なサークルですね! 堀端さん:ここには、パンが好きな人や、食べるのが好きな人、料理が好きな人など、約50人の部員がいて、みんなで協力しながらパンを焼き上げています。学年も学科もさまざまな人が集まっているので、おしゃべりを楽しみながら、わいわい活動しています♪ できたてパンを手に、皆さんいい笑顔! — 平日の日中って、授業もありますよね? 堀端さん:みんな、授業の空き時間に集まっているんです。今は3限目なんですが、時間が空いているメンバーで協力しながらパン作りを進めています。 レシピや機械も本格的!職人さながらのパン作り。 — メンバーの皆さんはパン作り経験者とか、料理が得意な方が多いんですか? 堀端さん:そんなことないですよ!メンバーのほとんどがパン作り未経験ですし、慣れない人には上級生がサポートしています。それに、プロ仕様の設備が整っているので、本格的なパンが焼けます。 温度や湿度を調整して、生地を発酵させる機械。 パン屋さんにあるような、大きなオーブンも! — 確かに、機械が本格的!皆さんも扱えるんですか? 堀端さん:もちろんです。湿度や温度、時間は過去の指導者の先生が作ってくださったレシピを参考にしています。 「キャロットチーズカップサンライズ」作りに密着! 先ほど試食させてもらった「キャロットチーズカップサンライズ」。どんな風に作ってるの?と思ったあなた。作り方にも密着してきたのでご紹介しますね! ミキシング 材料は、ゆめちから(強力粉)・砂糖・卵・塩・無塩バター・生イースト・脱脂粉乳・トマトパウダー・人参パウダー・水。これらを分量どおりに用意して、ミキサーで混ぜ合わせていきます。 生地を捏ねる用の大きなミキサー。 捏ねるスピードを加速させていきながら、弾力ある生地に仕上げていきます。 発酵 充分にミキシングできたら、「ホイロ」という機械を用いて、最適な温度と湿度で生地を発酵させます。 1.5倍くらいに生地がふくらみました!ふにふに、ふわふわで、さわり心地が気持ちいい! 指を押し込んで・・・ 生地がへこんだままなら発酵完了。 分割・成形 生地をパン1個ずつの大きさに切り分けて、パンの形を作っていきます。経験の差や、一人ひとりの個性がでるポイントです! 「スケッパー」という器具を使って、パン1個分に生地を切り分けていきます。 切り分けた生地を手で丸めて整えます。筆者も体験しましたが、思った以上に難しい…。手は軽く添えるだけ、パンをころころと動かしてあげることがポイント。 丸めた生地をトレイに並べて、少しの時間、生地を寝かせます。 作業中はこんな感じ♪皆さん慣れた手つきで、どんどん作り上げていきます。 生地の真ん中にチーズクリームを入れます。 生地で包み込んで… 粉をまぶして… カップに入れたら、手作業はほぼ終了! 焼成 焼き上げる前に、最終発酵させるものもあります。それが終わったら、オーブンへ。15分ほどでおいしく焼き上がります♪ ふっくら、きつね色に焼き上がっています。 完成! ふわふわな食感と、チーズクリームの酸味がたまらない、「キャロットチーズカップサンライズ」の完成! パン屋さんで販売されていてもおかしくない、本格的な仕上がりです! パン職人さん直伝!パンをおいしく焼くコツは? — 気になっていたんですが、あの方は先生ですか? コック服に身を包んだこちらの方は一体…? 堀端さん:SHINJOには、「marberg(マーベル)」というベーカリカフェがあって、そこの店長&パン職人さんなんです。いつもパン研究会のサポートをしていただいています。 — そうだったんですね!プロの方がいると心強いですね。パン職人さんにもお話を伺いたいのですが、パン作りを始められて何年になるんですか? とても気さくでやさしいパン職人の絆地(ばんじ)さん。 絆地さん:パン職人としてのキャリアは42年になります。今日はまずお店の仕込みを終わらせてから、ここに来ました。 — 42年!?ちなみに、朝何時から仕込みをされているんですか? 絆地さん:朝の3〜4時くらいかなあ。 — ひえええ〜〜!やっぱり、パン屋さんの朝は早いんですね。パン作りで大切なこと、おいしいパンを作るコツって何でしょうか? 絆地さん:温度やね。冷たい温度から仕込み始めて、手順を踏むごとに、どんどん温度を上げていく。そうすると、しっかりと小麦粉の味がするパンに仕上がります。 夏場は氷で、冬場はお湯を使用して生地温度を調節し、生地を作ります。 絆地さん:パンは、レシピ・マニュアル・手順をきちんと守れば、そんなに技術はいらないんですよ。その分、しっかりと管理をすること。その日の天候や湿度などに合わせて、レシピや機械の設定を少しずつ変えています。 — そんなにも、温度がパンのおいしさを左右するポイントだったとは知りませんでした。繊細な食べものなんですね。 絆地さん:まあ最終的には、作る人が楽しみながら作って、自分たちが「おいしい!」と思えたら、それで充分なんです。学生の皆さんも和気あいあいと、パン作りを楽しんでくれていますよ。 どんなメンバーがいるの?部長・副部長さんにインタビュー! — ひと通り、パン作りの工程を教えてもらったところで、部長・副部長のお二人にもお話を聞かせていただきたいと思います。よろしくお願いします! (右)管理栄養士養成課程3年生の堀端さん。(左)管理栄養士養成課程2年生の江村さん。 — お二人は、なぜパン研究会に入部されたんですか? 堀端さん:高校時代、 SHINJO のオープンキャンパスに来た時に、パン研究会の方からタピオカ粉の手作りパンをいただいたんです。それが、もちもちとした食感ですごくおいしくて!もう一度あのパンが食べたくて、SHINJOを受験しました(笑)。合格したら、絶対パン研究会に入ろうって、入学前から決めていました。 江村さん:私は入学後の新入生歓迎会で、パン研究会を知りました。実は、パンよりも白米派なんですが(笑)、パンを作るサークルって珍しいなと思って。興味がわいて、入部しました。 — お二人は、パン作りの経験はありますか? 堀端さん:私はあります!実家が和歌山県にありまして、今は一人暮らしなんです。実家にいた時に父と一緒にホームベーカリーを使って、クランベリーを入れた食パンなどを作っていました。 江村さん:私はないです。実家が山口県にあるのですが、私も今は一人暮らしをしています。実家にいた時は、祖母と一緒にお菓子作りをするのが好きでした。いつかパンも作ってみたいな、という憧れはありました。 — 実際に、パン研究会でパン作りをされてみていかがでしたか? 堀端さん:はじめは、そんなに作り方へのこだわりもなかったんですが、作り続けていくにつれて、ストレート法やボーリッシュ法、中種法などいろんな製法があるのを知って興味が深まりました。 — 製法だけでも、いろんな種類があるんですね! 堀端さん:そうなんです。今は、スーパーで売っているパンを食べると、何の製法で作られたパンなのか大体分かるようになりましたよ。 江村さん:え!すごいですね!私はまだそこまで分からないのですが、生地を作るだけでも気をつけないといけないポイントがいろいろあって、パンは繊細だなと思いました。でもそんな繊細さも、パンの魅力のひとつだなって思います。 堀端さん:あとは、「食品加工学」という授業で勉強したことが、パン研究会で実践できることもおもしろいと思いました。たとえば、パン生地を捏ねていると「グルテン」によって生地に粘弾性がうまれるんですが、それを実際に目で見て確認できるんです。 江村さん:私も授業で習いました!「あ〜、これか!」って思いました(笑)。 堀端さん:そうそう、「網目構造になってるな」とかね。 写真だと分かりづらいですが、生地を伸ばして見てみると細かな網目の模様になっています。 — 今日、パン研究会の皆さんを見ていて思いましたけど、学年に関係なく、とても仲いいですよね!インタビューをしていて、お二人もすごく親しいなって。 堀端さん:そうなんです!それがパン研究会のいいところだと思います。みんな仲が良いので、いつも木曜日が待ち遠しいんです。 江村さん:和気あいあいとした雰囲気なので、パン作り未経験の人でも安心して楽しめると思います。それに同じ学科の先輩もいるので、勉強を教えてもらうことも出来ます。 1年生の皆さんも、おいしそうにパクパク♪みんなに名前を覚えてもらえるように、1年生のエプロンには青い名札をつけています。 — 本当にいい関係性ですね。これからは、どんなことにトライしてみたいですか? 堀端さん:パイ生地を作る機械を掃除して、クロワッサンを作ってみたいです。 江村さん:私は、これまでパン研究会が作ったことのない新しいパンにも挑戦してみたいです。 堀端さん:それいいね!あとは、「コープこうべ」で開催している商品開発コンテストにも参加したいです。一昨年に参加したんですが、先輩たちが提案したパンが優秀賞を受賞し、コープこうべとコラボレーションしたパンが、全161店舗で発売されました。 パン研究会とコープこうべのコラボ企画についてはこちら https://www.yg.kobe-wu.ac.jp/wu/news-events/2018/campuslife/news/180406.html 江村さん:幼稚園児のパン教室も楽しみです。神戸女子大学附属高倉台幼稚園の子どもたちを大学に招いて、一緒にパン作りをします。その時の子どもたちの表情がとってもかわいいんです! パン教室についてはこちら https://www.yg.kobe-wu.ac.jp/wu/news-events/2018/news/180910.html — 最後に、高校生の皆さんへメッセージをお願いします! 堀端さん:全国にある大学の中でも、ここまで本格的にパン作りをしている団体は珍しいと思います。少しでも、パン作りやパン研究会に興味がある人は、一緒に活動してみませんか? 江村さん:先輩もおっしゃるように、こんなプロ仕様の機械でパンを作れることって滅多にないと思います。ぜひ、一緒にパン作りを楽しめたら嬉しいです! — ありがとうございました! パン研究会のTwitterはこちら https://twitter.com/panken_kwu パン研究会のインスタグラムはこちら https://www.instagram.com/panken.shinjo/?hl=ja

【後編】めざせ甲子園!野球部寮スタッフとして球児を支える管理栄養士。その道のりには、中学生の頃からエールを届け続けた野球部への愛があった!

特集

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2019.4.18

【後編】めざせ甲子園!野球部寮スタッフとして球児を支える管理栄養士。その道のりには、中学生の頃からエールを届け続けた野球部への愛があった!

「楽しいから、苦じゃない。」10年以上野球部に寄り添い、念願の寮のスタッフになった、管理栄養士の夢への道のり。シンジョでスポーツ栄養を学び、甲子園名門校の寮スタッフへ。管理栄養士として夢を叶えたシンジョOGの想いと行動にせまる! 甲子園の名門校「常葉大菊川高校」で、野球部寮のスタッフを務めている健康スポーツ栄養学科出身の安原叶さんのインタビュー。前編に続き後編では、大学での学びから寮のスタッフになるまでの道のり、これからの目標などを語ってもらいました。 前編はこちら 「甲子園出場校のサポートや、プロアスリートの寮での実習。シンジョの健康スポーツ栄養学科なら、野球部を支えるための実践力が身につくと思いました。」 シンジョの健康スポーツ栄養学科に進学された理由は何ですか? 進学先を考えていた時、家にシンジョの資料が届いたんです。その中に、「甲子園出場校の食事サポート」と書かれている資料に目が留まって。大学のことを知っていくうちに、健康スポーツ栄養学科なら、選手を支えるための栄養の知識や実践方法を学べると感じて、入学を決めました。それに父が兵庫県に単身赴任していたこともあって、生活面でも安心でした。 実際に大学で学んでみていかがでしたか? 大学ではスポーツ栄養学を専攻する「坂元ゼミ」に所属していたんですが、学内で知見を深めるのはもちろん、学外での学びが多いのが印象的でした。例えば、「ヴィッセル神戸」や「オリックスバファローズ」の選手寮での実習。厨房で食事の調理補助をしながら、選手がどんなものを食べているのか、寮にはどんな補食を常備しているのか、選手は普段どのようなコミュニケーションをとっているのか。プロの現場で学ぶことができたのは貴重な経験でした。 野球部のサポートにも活かせる学びはありましたか? まさに、常葉の野球部にも活かせるものが多かったです。例えば、より栄養を吸収しやすいように、たくさんの食材を組み合わせてメニューをつくっているところや、捕食を常にストックしているところは、特に参考になりました。 卒業論文発表会の後、同期のゼミ生との一枚。坂元先生が所持しているユニフォームやサインの色紙を持って記念撮影! 「毎週のように静岡に帰省しては、野球部のようすを見て、身体測定をして。とにかく好きで、自主的に野球部をサポートし続けました。」 在学中も、野球部との関わりはあったんですか? もちろん。むしろ毎週のように静岡に帰省して、野球部の応援に行ったり、大学の機材を借りて選手の身体測定や食事調査をしたりしていました。 え、毎週!? はい(笑)。一人で機材を持って行くのは大変なので、父にも手伝ってもらいながら、野球部に通い続けました。 そこまでするとは、すごい行動力ですね! 静岡と兵庫の往復は大変でしたけど、野球部が好きだから、私も楽しんでやっていましたね。そうする中で、選手とのコミュニケーションや、応援に来ている地域の方とも交流が深まって、通っていて良かったと思います。 「選手に上手く、栄養の大切さを伝えられなかった。もっと学んで専門性を高めたい。」そんな想いから、大学院へ進学。 毎週のように通い続けて、その流れで寮のスタッフになったということですか? いえいえ。その流れで働けたら良かったんですけどね(笑)。もっと勉強しないといけないと思った出来事があって、大学院へ進学を決めました。 何があったんですか? 野球部に通う中で、選手に栄養講習をする機会があったんです。話す内容や資料の準備もして行ったんですけど、思うように上手く栄養のことを伝えられなくて。ぼろぼろでした。その時に、「このままでは静岡に帰れない。選手を支えるためにも、もっと学びたい」という想いが沸いたんです。 実際に選手へ指導してみて、ご自身の実力不足を感じられたんですね。大学院ではどんなことを学ばれましたか? 引き続き、坂元先生のもとで学びました。主には、管理栄養士の資格取得と、実践力を磨くための実習に力を入れました。 大学院で管理栄養士の資格を取得されたんですね。 そうなんです。大学では「栄養士」を取得したんですが、より専門性を高めたいと思って、管理栄養士になろうと思いました。 そういえば、栄養教諭の道はどうなったんですか? 大学2年生まで教職の授業も受けていたんですけど、野球部のサポートに力を入れたいと思って、管理栄養士のほうに道を絞りました。 とことん、野球部のために行動されていますね。 だから、大学院ではより自信をつけたくて。国家試験の対策ではなかなか合格ラインに達しなくて不安でしたが、先生にサポートしていただきながら、無事合格できました。あと、坂元先生のつながりで、甲子園にも出場している高校の野球部寮で実習させていただきました。そこでも調理補助などしていたのですが、常葉の野球部と似たような環境で学べたことで、より実践的なスキルや知識が身につきました。 大学院に通ってみて、自信はつきましたか? そうですね、特に国家資格を取得できたのは大きな自信になりました。これで、より深く野球部をサポートできるって。 「常葉の食事を変えたいと思ってる。一緒に働いてくれないか?」監督からの依頼がきっかけで、ついに野球部寮のスタッフへ。 大学院で学ばれてから、寮のスタッフになるまでにどんな道のりがあったんですか? 野球部のサポートをしたいとは思いつつも、企業に就職したほうがいいんじゃないかという迷いも出てきて。 あんなに野球部を想って行動していたのに? やっぱり、想いだけではどうにもならないこともあるんです。常葉の募集を見たり、管理栄養士の求人が出ていないか確認するために何度もハローワークへ足を運んだんですけど、なかなか仕事がありませんでした。だから就活をして、給食会社から内定をもらったんですけど、本当にこれでいいのか、ずっともやもやしていて…。 野球部を食からサポートしたいけど、勤め先がない。葛藤があったんですね。 はい。坂元先生にも相談したら、アスリート向けのアプリ会社をご紹介いただいて、まずはそこで働きながら、野球部をサポートするタイミングがくるのを待とうと決めました。 まずは企業への就職の道を選んだんですね。 そう思っていたある日、野球部の高橋監督から「グラウンドに寄ってほしい」と連絡があったんです。 安原さんと、常葉大菊川高校野球部の高橋監督。 監督から!? はい。それで常葉のグラウンドへ行ったら、「寮の食事を変えたいと思ってる。一緒に働いてくれないか?」というお話いただいたんです。 監督から直接オファーがあったんですね! そうなんです。ちょうど寮の食事をつくる委託会社の契約が終わる時期だったそうで、高橋監督から直接、寮の食生活を支えてほしいと依頼をいただきました。 安原さんのお返事は…? もちろん、「やります」。中学生の頃から10年以上も野球部を応援し続けて、 ついにスタッフとしてサポートするという夢が叶いました。 ではここで、高橋監督にもお話をお伺いしたいんですけども。監督から見られて、安原さんはどのような印象がありましたか? 高橋監督「叶ちゃんはいつも応援に来てくれていて、自主的に野球部をサポートしてくれていました。兵庫県から遠いのにね。あまりにも熱心で、ストーカーじゃんって思うくらい(笑)。」 安原さん「いやほんと、ストーカーですよね(笑)。」 なぜ安原さんに寮のスタッフを依頼されたんですか? 高橋監督「ちょうど寮の食事を変えたいと思っていて、うちの野球部のことも、1年間のスケジュールも分かってくれている叶ちゃんなら、安心して頼めると思いました。野球部への熱意と行動力に、僕自身も心を動かされたんです。」 安原さんは、高橋監督から声がかかった時、どう思われましたか? グラウンドへ行った時、監督がにやにやしながら話しかけてきて、最初は何があったのかと思いましたよ。そしたら、寮のスタッフのお話をしてくださって。ずっと自主的に野球部をサポートし続けてきた結果が実ったなって、本当に嬉しかったです。 「想い続けた、甲子園100回大会。サポートしたいという気持ちを叶えることができました。」 ずっと願い続けた野球部での仕事。今働かれていて、どんなお気持ちですか? 2018年は、甲子園の100回大会がありました。先ほどもお話したように、昔から100回大会を意識していて、絶対にサポートしたいという想いがあったので、念願を叶えることができて胸がいっぱいです。 食からサポートするにあたって、心がけていることはありますか? ふだんの食生活では、栄養バランスも大切ですが、何よりもおいしく、楽しく食べてもらうことが一番。選手に食べたいものを聞いて、献立に取り入れるようにしています。 安原さんの献立ブック。その日のメニューや食材が書かれています。 さらに大会前や試合中の健康管理には、特に気を配りました。夏は熱中症対策のために、試合中も梅干しを食べさせたり、レモンを細切りにして「はちみつレモン」をつくって飲ませたり。 2018年は、常葉大菊川高校も甲子園に出場されていますね。 はい。私がずっと意識していた100回大会にも出場して、結果ものこしてくれて、選手たちは本当によくやってくれました。甲子園の試合にも帯同することができて、トレーナーと連携しながら、試合中もサポートすることができました。 夢を叶えることができたんですね。 感無量です。 では高橋監督と、選手の皆さんにお話を伺いたいのですが、安原さんの食事はいかがですか? 高橋監督「叶ちゃんが食生活を管理するようになってから、風邪をひく選手が減りました。選手たちのパフォーマンスも上がりましたし、心強いですね。それに栄養バランスはもちろん、おいしい食事を心がけてくれているので、不満は一切ありません。」 選手さん「食べたいものをリクエストしたら応えてくれるので、それが嬉しいです。唐揚げや焼き肉が人気で、ごはんの時間はいつもにぎやかで楽しいです。」 選手さん「僕は寮のごはんを食べるようになってから、身体も強くなってパフォーマンスが上がったと思います。」 「毎日が、記念日。楽しいから、忙しくても苦じゃありません。」 お仕事をかけ持ちされていて、朝も早くて、楽な毎日ではないと思います。正直、やめたいと思ったことはありませんか? ないですね。楽ではないけど楽しいんです。毎日が記念日みたいで。 やっぱり、楽しいというお気持ちが強いんですね。 大学時代に何度も常葉へ通ったのも、私自身が楽しんで、好きでやっているから。野球部を応援することも、野球部を応援する地域の人とつながることも、楽しかったんですよね。 「楽しい」「好き」という気持ちが、安原さんの行動力の源。今までのお話を聞いて、深く理解できました。 それに、今こうして野球部寮のスタッフとして毎日を楽しめているのも、シンジョでの学びがベースにあると思います。坂元先生のサポートや大学で培った専門性があるから、今の私がいる。機材を快く貸し出してくれたり、選手との関わり方をアドバイスしてくださったり、私の行動の背景にはいつも、大学のサポートがありました。 高校球児だけでなく、静岡の子どもたちの食生活を支えていきたい。 これからの目標を教えてください。 常葉の野球部をサポートしながら、静岡の食育の発展にも関わっていきたいと思っています。 具体的にどういうことですか? ある調査によると、静岡県で生活する子どもたちの身長や体重が、全国平均を下回る傾向にあるんです。実際に常葉の野球部に入部する生徒も、他校と比べて身体の小さい人が多い気もします。静岡を拠点に活動する管理栄養士として、これはほっておけないと感じていまして。身体の成長は子ども時代の食が大きく影響していますから、子どもの食育活動にも携わっていきたいですね 。 ありがとうございました!

【前編】めざせ甲子園!野球部寮スタッフとして球児を支える管理栄養士。その道のりには、中学生の頃からエールを届け続けた野球部への愛があった!

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2019.4.18

【前編】めざせ甲子園!野球部寮スタッフとして球児を支える管理栄養士。その道のりには、中学生の頃からエールを届け続けた野球部への愛があった!

「楽しいから、苦じゃない。」10年以上野球部に寄り添い、念願の寮のスタッフになった、管理栄養士の夢への道のり。シンジョでスポーツ栄養を学び、甲子園名門校の寮スタッフへ。管理栄養士として夢を叶えたシンジョOGの想いと行動にせまる! 甲子園の名門校「常葉大菊川高校」で、野球部寮のスタッフを務めているシンジョの卒業生がいます。2016年に健康スポーツ栄養学科を卒業、2018年に健康栄養学研究科を修了した安原叶さん。なぜ野球部の寮で働いているの?寮のスタッフとしてどんな仕事をしているの?なぜシンジョに入学したの?この記事では前編と後編に分けて、安原さんの野球部への愛や、寮のスタッフとして働くまでの道のりを語ってもらいました。 朝は毎日5時起き。野球部寮のスタッフとして、選手の食生活を支える。 静岡県菊川市にある野球部寮 はじめまして!今日はよろしくお願いします。野球部の寮って、初めて来ました。安原さんはいつもここで働かれているんですか? 菊川へようこそ!そうです、ここが私の職場です。2018年4月から、 野球部寮の管理栄養士として、主に食生活の管理をしています。具体的には、朝と夕食の献立作成や調理補助、選手への栄養講習などを行っています。 いつも、どんなスケジュールで働かれているんですか? 朝は5時に起きて、車で出勤。選手の朝食時間に合わせて、食事をつくります。 調理師と一緒に、私は調理補助や配膳を担当しています。夕方は、野球部の練習終わりに合わせて夕食をつくって、片付けをします。一通り仕事を終えて、帰宅するのが21時くらいですね。 選手と監督合わせて25名分の食事を準備。新学期になると新入部員も増えて、40名分の食事をつくります。 すごく朝早いですね!大変じゃないですか? 慣れました(笑)。それに 実は、野球部寮のスタッフは副業で、本業はアスリート向けアプリを開発している会社でデータ分析をしているんです。リモートワークがOKな会社なので、昼間は野球部寮で本業をしています。さらに月曜日と木曜日は、お弁当をつくっている会社に出勤し、出荷作業やお弁当のレシピ開発も手がけています。 え、 野球部寮のスタッフが副業なんですか?朝夕の食事をつくりながら、昼間は他の仕事をかけ持ちするって、安原さんパワフルですね! 「選手の楽しそうなプレーを見て、家族もみんな楽しそうに応援していた。中2の頃から、常葉のファンなんです。」 野球部寮で働かれているということは、野球がお好きなんですか? 私は中学2年生の時から、この野球部のファンなんです。私の両親も応援していたし、静岡出身ということもあって、地元の野球部である常葉大菊川高校を応援していました。 なるほど、もともと野球部を応援されていたんですね。野球部のどんなところに惹かれたんですか? 私が中学生の時に、常葉は甲子園で優勝・準優勝という結果をのこしたんです。応援している私たちにとっても見応えのある野球をしていたし、選手の家族も楽しそうに応援しているのを見て、みんなを楽しませるプレーができるのってすごいなと思いました。 「給食委員をしていた時の、栄養教諭の方にあこがれて。いつも笑顔で生徒に接している姿を見て、私もこんな仕事がしたいと思いました。」 食や栄養の仕事に興味を持ったのはいつ頃ですか? 同じく中学生の時。当時は学校で給食委員を務めていて、そこでは栄養教諭の先生が指導されていたんです。それまで栄養教諭の存在を知らなくて、こんな仕事もあるんだと思いました。 中学生の時から、食に興味があったんですか? いや、むしろほとんど興味はなかったですね(笑)。ごはんは食べないし、食生活はめちゃくちゃでした。今ふり返ると、ちゃんとしておけばよかったって思いますけどね。 給食委員になるくらいだから、食べるのが好きとか、食に興味があるんだと思いました(笑)。その逆だったんですね。でもなぜ、食や栄養に関わる仕事に就こうと思ったんですか? 食や栄養の仕事に興味を持ったのは、栄養教諭へのあこがれがきっかけでした。いつも笑顔で生徒に接しながら楽しそうに働いている先生の姿を見て、「私もあんな人になりたい」って。それから、栄養教諭や管理栄養士をめざすようになりました。 「高校生の時、怪我をして苦しんでいる選手の姿を見て、食から選手を支えたいって思ったんです。」 野球部との関わりや、食や栄養の仕事に興味を持ったきっかけは分かったのですが、最終的に、常葉大菊川高校の野球部寮のスタッフとして働こうと思った理由は何ですか? 常葉大菊川高校は私の母校でもあるんです。進学クラスにいたから、野球部と直接関わることはなかったんですけど、試合も観に行って、影から野球部を応援し続けていました。 なるほど、母校だったんですね!中学生の時から応援していた野球部がさらに近い存在になって、気持ちも上がりませんでしたか? そうですね〜。私はマネージャーでもなかったので、あくまでも遠くからエールを送ることしかなかったんですけどね。でも、楽しい、嬉しいという気持ちよりかは、心配な気持ちのほうが大きかったです。 何かあったんですか? 私が在学していた3年間、野球部は一度も甲子園に出場することがなく、むしろ怪我をする選手がとても多かったんです。松葉杖をついている選手がいたり、ベストメンバーで試合に挑めなかったりと、見ていて心苦しかったです。 それは応援している側もつらいですよね。 そんな野球部の姿を見て、「私もどうにかして手伝いたい。野球部を支えたい」って強く思いました。 それが、寮のスタッフとして食生活を支えるきっかけになったということですか? はい。栄養教諭や管理栄養士になりたいという想いと、野球部を支えたいという想いが重なって、「食から野球部を支えたい」って。特に、2018年は全国高校野球選手権大会(甲子園)が100回目を迎える記念の年でもありますから、その時には常葉ファンとして、何らかの形でサポートしたいと思いました。 さすがファン。高校生の時から100回大会を意識されていたんですね(笑)。 はい(笑)。それは絶対に関わりたいなと。それで、大学はスポーツ栄養の道へ進もうと思いました。 後編へ続く

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