SHINJO MAG

神戸女子大学のWebマガジン「シンジョマグ」

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食物栄養学科の記事一覧

Food

【短大 食物栄養学科】体験授業が更に充実!

オープンキャンパス特別企画

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2023.5.8

【短大 食物栄養学科】体験授業が更に充実!

食や健康に関する関心が高まってきている今、現代社会の基盤を支える栄養と食育のスペシャリストを目指す食物栄養学科!オープンキャンパスでは新しい調理器具や食器を用いて充実の体験授業を展開します! 7/23 スムージー・ヘルシードリンクを作ってみよう! 『クラッシュミルサー』を新しく導入し、野菜や果物の栄養素をまるごと摂取できるスムージー・ヘルシードリンクを在学生スタッフと一緒に作りましょう!経験豊富な教員が、摂取できる食物繊維やビタミン類、ミネラル等を栄養学的に解説!スムージーを上手に活用した健康的な食生活も紹介します。 8/5 食物アレルギーでも食べられる!ジェラートを作ろう 冷却機能内蔵のアイスクリームメーカーを新しく導入し、食物アレルギーでも食べられる『卵・乳・小麦抜きのジェラート』作りを実施!もちろん、食物アレルギーについての解説も行います。 8/11 食育実践プログラム「キッズキッチン」を体験! 「栄養学実習Ⅰ」の授業内で行われる食育実践プログラム「キッズキッチン」での五感を使ったテーマの献立作成や、子ども用のキッチン用具や食器の使っての調理を在校生がサポートをしながら体験!新しく導入する、かわいいファミリア製の子供用食器を導入し、誤食を防ぐ方法も学びます。 8/20 バター作り体験&テーブルコーディネート体験! 牛乳を加工し、バター作りを行います。食品を加工し、別の用途で食する楽しさを体験しましょう。さらに加工食品をアレンジすることで、アレンジバターを作成し調理の幅が広がることも学ぶことができます。 バターが完成したら、バゲットと一緒にオリジナル・短大ロゴ入食器とランチョンマット&テーブルクロスを用いてオシャレなテーブルコーディネート体験も行います!

Open Campus Report 4.22 sat

特集

847

2023.5.1

Open Campus Report 4.22 sat

4月22日(土)に新しい試みとして神戸女子短期大学単独でオープンキャンパスを開催しました!いつものオープンキャンパスでは、神戸女子大学のポートアイランドキャンパスに設置されている大学の学科と合同で実施していますが、今回は短大だけ!ということでキャンパスを余すことなく見ていただくことができました。当日の様子をイベント内容を写真とともご覧ください! この記事を読んで、シンジョに興味を持っていただけた方は、5月21日(日)にも神戸女子短期大学単独でオープンキャンパスを実施しますので、是非ご参加ください! ▼OPEN CAMPUS 特設サイト <開始前>学生スタッフが笑顔でご案内! 当日は10:00にオープンキャンパスがスタート。受付場所には学生スタッフが待機しており、ご希望いただいた学科教室まで学生スタッフが案内しました! 来場者の方を笑顔でお出迎え! 学生スタッフがご希望の学科教室までご案内します。 <学科別プログラム>体験授業やキャンパスツアーでシンジョのことが丸わかり! 今回のオープンキャンパスでは、学科紹介や体験授業、2023年6月からスタートするAO入試プログラムについて各学科の先生から丁寧な説明が行われました。各学科の様子を紹介します! 総合生活学科 総合生活学科では、生活の基本である衣・食・住から、情報・ビジネス・CGデザイン、コミュニケーション、心理まで人生を豊かにするさまざまな要素を一歩深めて学べます。やりたいことがたくさんある人や、将来に迷ったり悩んだりしている人も、幅広く学んで自分の道を見つけられる学科です。 学科紹介は先生が担当し、来場者の方が真剣に聞き入っている様子が印象的でした。 資格取得の項目で、学生が実際に取得に向けて努力している資格などについて発表しました。 総合生活学科の魅力のひとつでもあるウェディングドレス制作の授業の様子。展示コーナーも華やかです。 総合生活学科プログラムの感想<参加者アンケートより> 在校生の雰囲気やどんな資格が取れるかも知れて、授業の内容も知れて良かった。展示のドレスがすごく素敵だった。ウェディングドレスについて詳しく知れて、素材の使い方が様々あると知ってすごいと思った。先生がすごくフレンドリーに案内してくれたので楽しかったです。 食物栄養学科 食物栄養学科は日々の健康を支える「食」を提供する確かな技術と、こころとからだの成長に役立つ「食」のあり方を考え実践する力を養い、現代社会の基盤を支える「栄養と食育のスペシャリスト」を目指す学科です。 春の和菓子を作ってみよう!という体験授業では関東風桜餅を作りました。 先生から和菓子に使う「粉」の特徴について説明があり、いざ調理開始! 桜餅の餡子を包む様子…シンジョの先輩が優しくサポート! 完成! 桜茶を添えておいしくいただきました! 食物栄養学科プログラムの感想<参加者アンケートより> 体験授業で授業の雰囲気が知れたので良かった。和菓子作りを出来て、とても楽しかった。入試方法だけでなく学校の雰囲気も知ることができ、体験もできてよかった。疑問に思ったことを教職員の方が分かりやすく説明してくださったことが良かった。 幼児教育学科 人間形成の上で、最も大切といわれる幼児期。この時期にどのような経験をするか、どのような人と触れ合うかによって将来が大きく左右されるといっても過言ではありません。幼児教育学科では、子どもたちを笑顔にできる、そして子どもたちの未来を育むことのできる「保育者」を養成します。 体験授業は絵本に触れて、造形表現をみつけようがテーマ! 自分が興味をもった絵本を参考に、学生スタッフとコミュニケーションを取りながら造形表現にチャレンジ。みなさんの笑顔が印象的でした! 楽しいキャンパスツアーで学校全体を案内。 学生が作ったかわいい作品も展示 幼児教育学科プログラムの感想<参加者アンケートより> 明るい雰囲気で、楽しく体験授業が出来た。在学生や先生方が明るくて本当に惹かれました。ピアノも弾けて嬉しかったです。学校の雰囲気を知れたし、優しく、親しみやすい先生で良かった。AO入試の事を知れたので心強かったです! <フリータイム>パニーニセットのプレゼントや学科個別相談が大人気! お昼までの学科別プログラムが終わると、お昼をまたいで14:00までオープンキャンパスを開催するため、参加者のみなさまにはパニーニセットをプレゼント!希望される方は学生と一緒に召し上がっていただきました。 ボリュームも丁度よいパニーニセットに学生スタッフも笑顔でした。 学生スタッフと参加者(写真手前)が仲良くジュースで乾杯! 学科教室では、午前に引き続き先生や学生スタッフによる学科ツアー形式で説明したり、個別相談ブースでカリキュラムや資格、就職など何でも質問を受け付けるなど、工夫を凝らしたプログラムが実施されていました。 個別相談は学科の先生が親身になって対応します。 食物栄養学科は調理実習室内を案内する食栄ツアーを実施。 短大単独開催のオープンキャンパスは、参加者のみなさまに在学生の雰囲気を存分に感じていただけます! オープンキャンパス全体の感想<参加者アンケートより> 先輩方の楽しさがすごいわかってよかったです。気軽にたくさん相談できました。施設も綺麗で良かった!図書館などいろいろな施設に行けた!入試について知れて安心しました。学生スタッフの人が本当に優しくて楽しかったです!直接在校生の方とお話が出来て良かったです。参考になりました。同じ高校の先輩がいて親近感が湧きました。 次回のオープンキャンパス日程のお知らせ 次回のオープンキャンパスは神戸女子大学は6月18日(日)、神戸女子短期大学は5月21日(日)に開催予定です。みなさまのご参加をお待ちしております! ▼OPEN CAMPUS 特設サイト ▼Twitter ▼instagram

2年間で将来設計に合わせた食のスペシャリストを目指せる!食物栄養学科の魅力

特集

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2023.1.6

2年間で将来設計に合わせた食のスペシャリストを目指せる!食物栄養学科の魅力

食と栄養、健康に関する知識や経験を身につけ、2年間で食のスペシャリストを目指す食物栄養学科。今回は3人の学生にお話を伺い、それぞれが興味をもって努力して掴んだ進路について紹介します! 「食育」で子どもたちの楽しく健康な生活に貢献したい Hさん ――保育園の栄養士に内定されていますが、もともと「食」や「食育」に興味があったのですか? 実は最初は保育士になりたいと思っていたんですが、高校の選択授業で調理実習をしたのがきっかけで、「食」にも興味をもつようになりました。「食」に関わる仕事なら、子どもだけでなく幅広い年代の方を対象に楽しく健康的な生活に貢献できると考え、ライフステージに合わせた栄養指導や食育、献立作成などが学べるシンジョの食物栄養学科に入学したんです。 ――入学後、実際に授業を受けて、どんな印象を受けましたか? シンジョではさまざまな環境に合わせた栄養や食事、指導の仕方といった栄養士としての基本的な情報から、体の仕組みや病気への知識も身につくので、入学前より自分の将来像が広がった印象があります。特に離乳食や幼児食をつくる「栄養学実習」が楽しくて。「こんなに深く考えられていたのか」と驚いたり、大人の味付けや切り方との違いを知ったりと、新しい発見がたくさんありました。子どもの成長に応じて徐々に食事が変わることも興味深く、将来、仕事として関わりたいという思いが強くなりましたね。 食育についての思いを語るHさん ――そうした経験が保育園の栄養士を志すきっかけに? 子どもの食と関われる職種にはいくつかありますが、保育園に進もうと思った一番のきっかけは「応用栄養学」の授業を受けたことでした。設定された対象者に応じて、栄養基準を満たしつつ行事や季節感のある食材を取り入れた献立作成を行う授業です。毎回対象者の条件が違って、あらゆる年代について考えなければならないんですが、自分ならではの献立や味付けのアイディアを数多く出せるようになるなど、発想力が身についたと思います。そのなかで、自分がどのライフステージに興味をもっているのかが明確になり、保育園での就職を志望するようになったんです。 ――今の子どもたちに重要な「食育」を具体的に学ぶ機会はありましたか? 2年生の夏に校外実習で保育園に伺い、食育の授業を行いました。献立はもちろん、「遅すぎると思うくらいゆっくり話す」「常に笑顔で」など子どもに対する姿勢から、目上の人への言葉遣いなど社会人としての意識、その園ならではの考え方など多くを学びました。現場じゃないとわからない感覚や注意点を学べたことは、保育園で働く自分のイメージと食育に対する理解をより深める機会になったと思います。 ――では就職後の準備は万端ですね。内定先の保育園ではどんなことをしたいですか? 内定先は給食でいろいろな国の料理が体験できるなど、食育に力を入れていることに感動して志望しました。今後はシンジョでの学びを活かして、さまざまな食材や季節感を感じられる献立をつくっていきたいです。子どもたちの食べることや食べ物への興味関心を高め「食の経験値」を上げられるような食育ができたらいいなと思います。2022年11月取材 ※取材時 短期大学2年生 「食物アレルギー」や「偏食」の問題を解決したい Yさん ――「食物アレルギー」について学ぼうと思った経緯を教えてください。 私は小さい頃から食べることが好きで、ずっと栄養士になるのが夢でした。でも、高校の運動部でマネージャーをしていたとき、合宿所で提供された食事を好き嫌いで残す選手がいて…。スポーツマンの偏食の問題を目の当たりにしたことで、幼少期から食に対する意識を養う「食育」に関心をもつようになりました。また、最近は食物アレルギーの人も増えているので、シンジョが食物アレルギーにも力を入れていることを知り、「食物アレルギー論・アレルギー実習」でアレルギー対応食について学べたらより多くの人の食生活を改善できると思い、強く惹かれましたね。 ――実際に授業を受けてみてどうでしたか? 食物アレルギーに対する知識はもちろん、さまざまなニーズに合わせた食事の提供や食育への取り組み方、栄養指導の際の姿勢など、社会ですぐに実践できる内容を学べたのがとても良かったです。実際に栄養指導を行うグループワークでは、相手の気持ちを少しでも理解しようとする姿勢や目線の合わせ方など、コミュニケーションの取り方を教えていただきました。最初は対象者にどう話しかければ良いかわからず反省ばかりだったんですが、回数を重ねるごとに知識が増えて、最終的には「できた!」と思えるほど、うまく対応できたことがとても嬉しかったです。 ――栄養士にはコミュニケーション力も必要なんですね。今はスムーズに話されているように見えます。 授業を通して培われた力が大きいと思います。「栄養教育・指導論」という授業では、栄養指導の対象者に行動を変えてもらうための促し方などを学びますが、その方法がいくつもあって相手によって何が相応しいかを見極めるのが難しかったです。こちらには栄養に関する知識があり正しいことはわかっていても、相手を否定してしまうとなかなか話を聞いてもらえません。たとえ相手が間違っていると思っても、まずはすべて受け入れること。相手に寄り添って、受け入れやすいところから指導を始めることが、栄養士として大切なんだと気づくことができました。 授業では、知識だけでなく現場ですぐに実践できる内容を学べたというYさん ――実践的な経験を通して力が身についたんですね。卒業後のビジョンややりたいことはありますか? 給食委託会社に内定をいただき、春からは高齢者施設で栄養士職として働く予定です。2年間でとても濃い知識を得られたので、配属先では学んだことを最大限に発揮したいと思っています。また、実務3年を積んだあとには管理栄養士国家試験にも挑戦し、さらに病院・保育園でも経験を積みたいと考えています。どんな場所や施設でも、一人ひとりに寄り添える栄養士・管理栄養士を目指して頑張りたいです。2022年11月取材 ※取材時 短期大学2年生 管理栄養士を目指して神戸女子大学へ「編入」 Hさん ――短大を卒業後は神戸女子大学の管理栄養士養成課程に編入するんですよね。 そうですね。入学前は一度就職してから管理栄養士を目指すか、編入して資格取得を目指すか迷っていたので、学園内編入のサポートが手厚いシンジョに惹かれました。 ――結果、編入を選ばれたのですが、きっかけは何だったんでしょうか? 1年生のときに受けた「栄養教育・指導論」という授業ですね。実際に栄養プログラムを作成するなかで、どうすれば対象者の食事改善を継続できるか、改善の必要性を理解してもらえるかを考えることにやりがいを感じたんです。そこで、より近い距離で一人ひとりに寄り添って指導できる病院での就職を考えるようになりました。ただ、病院で働くにはもっと専門的な知識が必要だと感じ、編入を決意したんです。そのあと、2年生の「栄養教育・指導論実習」で実際に病院で働いていた先生の話を聞き、より具体的にイメージできたことも、管理栄養士として働く意志を固めることにつながったと思います。 ――編入試験はどうでしたか? 面接の練習はどんなことを聞かれるか過去の事例を参考にしたり、先生方に面接官役をお願いして模擬面接を繰り返して臨みました。面接本番では試験官の方も優しく私の話を聞いてくださって、伝えたい思いは話すことができたと思います。シンジョは先生との距離が近くて、すごく親身になって相談に乗ってくれるのが心の支えになりました。学生も真面目で優しい子が多いので、励まし合って一緒に頑張れる良い環境だと思います。新天地でも友だちをつくって大学生活を満喫したいですね。 ――今取り組んでいることや、編入後にしたいことはありますか? 今頑張っているのは栄養士の実力認定試験の勉強です。任意ですが、将来活かせる知識が学べることと、良い成績を取ると就職活動が有利になるので、調理の練習や勉強を続けています。将来的には病院の管理栄養士になりたいと思っているので、編入後は病院などを目指す臨床の授業をもっとたくさん受けたいと思っています。ただ、これからいろいろな経験をしていくなかで、さらに視野も広がると思うので、じっくり自分自身と向き合いながら決めていきたいですね。間もなく短大を卒業しますが、自分の可能性を広げられるシンジョに入って本当に良かったなと実感しています。自分のキャリアに迷っている高校生の皆さんも、自分の可能性を信じて頑張ってほしいと思います。 将来は病院勤務の管理栄養士をめざすHさん 多彩なフィールドで活躍する栄養士を目指す食物栄養学科 年齢、性別を問わず、「食」の面から人びとの健康をサポートする栄養士は、近年ますますその活動の場を広げています。シンジョでは、栄養管理や献立づくり以外にも、プレゼン力や課題発見力など、確かな知識と経験を身に付ける学びが盛りだくさん! 詳しくはコチラ!2022年11月取材 ※取材時 短期大学2年生

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