SHINJO MAG

神戸女子大学のWebマガジン「シンジョマグ」

    Scroll down

    Recommend

    オススメ記事

    こだわりのコーヒーで地域活性化!地域密着型で活動を行うコーヒー同好会に潜入!

    神女サポート

    594

    2022.12.15

    こだわりのコーヒーで地域活性化!地域密着型で活動を行うコーヒー同好会に潜入!

    シンジョのコーヒー同好会は2021年3月に設立され、現在2年目。「人と人がコーヒーで繋がる、広がる」をモットーに、日々の活動でコーヒーに関するさまざまな知識を蓄え、複数のイベントに出店しています。今回は11月26日(土)、同好会にとっては須磨離宮公園での3度目の出店にお邪魔して、皆さんにお話しを伺いました。 コーヒー同好会の普段の様子を取材した過去記事はこちら! 学生課外活動助成金(神女サポート)を活用して歩んだ初出店までの道のり ―――同好会発足からすぐに学外の場所での出店、すごいですね。 活動を始めてすぐ、多くの人に私たちのコーヒーを飲んでもらいたいとみんなが思うようになりました。その時に思いついたのが出店だったのですが、当然誰も出店経験などなく、まずは場所の確保に苦戦しました。そこで大学の地域連携室に相談したところ、神戸女子大学と須磨離宮公園が両施設を開放して相互利用を可能にした『キャンパス・パーク連携』という協定を結んでいることを教えていただき、こちらに出店させて頂くことにしたんです。 ―――地域に根ざした活動をしているシンジョならではですね。でも、場所以外も大変だったのではないですか? 出店場所が決まってからは美味しいコーヒーをたくさんの人に提供するために豆は何キロ必要か、抽出方法はどうするか、どのような道具が必要か、どのように役割分担すれば良いかなど…わからないながらもみんなで考えました。そのために考えた結果、『フジローヤル みるっこ』という雑味の原因となる微粉が出にくい電動ミルや、『エアロプレス』という専用の抽出器具を用いて、他ではあまり見ないドリップコーヒー以外のコーヒーをスムーズに提供することができています。 電動ミル「フジローヤル みるっこ」 短時間で味のブレを少なく抽出可能な「エアロプレス」 ―――本格的な器具ですね。器具の購入はみなさんで協力し合って購入されたのでしょうか? 地域貢献活動に必要な器具の購入には大学の補助金制度『学生課外活動助成金 神女サポート』を活用させて頂きました。短い時間で安定した味のコーヒーが提供できるので、このようなイベント出店の時には欠かせません!ほかにも今回販売している、豆の購入や焙煎費用にも補助金を使用してチャレンジすることができました。同好会には4年生も所属していていますが、これまではコロナ禍であまり活動ができなかったので、限られた時間でかけがえのない地域貢献活動が出来ているのは神女サポートがあったからに他なりません。 神戸女子大学×須磨離宮公園 キャンパス・パーク連携 今回のような「キャンパス・パーク連携」によるシンジョの活動で、学生の主体性を尊重しながら支えて頂いているのが須磨離宮公園の職員の方々。これまでもたくさんのシンジョの学生と関わってきた辻堂さんにお話しを伺うことができました。 写真左から須磨離宮公園職員の辻堂さん、コーヒー同好会のMさん ―――シンジョの学生について、印象をお聞かせください。 自主的にこのような活動をされる学生は皆さんしっかりされていますよ。今回のコーヒーの販売も、1回目よりも2回目、2回目よりも3回目と売り上げも評判も右肩上がりです。それは、実施後にしっかり振り返りを行っているから。何がお客様の目に留まらなかったのか、ニーズを満たす商品がなかったのか、コーヒーを提供するまでの接客はどうだったのか…言われなくても自分たちで考えてやっているんですよね。 ―――「キャンパス・パーク連携」として、須磨離宮公園さんにもメリットは感じられますか? 公園利用者の方からは『大学生が頑張ってるんや』と声をかけられることもありますね。特に、公園に活気を生んでくださるというところで、とても貢献してもらっていますよ。毎年、色々なイベントを一緒にやりましょうとお誘い頂くので、学生のみなさんと一緒に須磨離宮公園も成長していきたいですね。 ―――出店ブース付近では常に数人のお客様がコーヒーを飲まれており、時には行列ができるなど大盛況。実際に購入された方にもお話を伺ったところ、「実は先日公園に遊びに来た時、たまたまこの同好会さんのコーヒーを購入しました。そのとき飲んだものがとてもおいしかったので、今回はこれを目当てに離宮公園に来たんです。」とのことでした。 自分たちの「地域貢献活動」に手応えを感じるようになった ―――コーヒー同好会による地域社会貢献は離宮公園だけではなく、10月には高倉台地域福祉センターの利用者の方々にコーヒーを無料で振舞う、フリーコーヒーイベントを実施されたそうですね。 このイベントでは、私達がこだわって淹れたコーヒーを提供したのですが、「普段のコーヒーと同じだと思っていたけど、今日のコーヒーが人生で一番おいしかった!」「ブラジルのコーヒーがスッキリしている!」というようなお声を聞けたこと、そして皆様の笑顔を見ることができて嬉しい限りでした。また、利用者の方々にはコーヒーと引き換えに須磨の魅力を1つ教えていただき、後日それをまとめて学園祭で展示を行ったのですが、私達も知らなかった須磨の良い所を教えてもらうことができて、改めて須磨のことが好きになりました。この時の充実感から、自分たちが好きなことをたくさんの人に知ってもらうことで、地域の方々を元気にすることができるんだと思うことが出来ました。 たくさんの利用者の方から「須磨の良い所」を教えて頂きました ―――今後の活動への抱負を聞かせてください! 私達コーヒー同好会は研究を重ねて、より美味しいコーヒーや様々な種類のコーヒーを提供できるように頑張りたいと思います。また、今後は須磨離宮公園で採取されたはちみつを使ったカフェオレなどの開発も行い、この地域と一緒に成長していけるようにどんどん盛り上げていきたいと思います! コーヒー同好会は毎週木曜日のお昼休みから、第2クラブハウスで活動中。代表のMさんは「この同好会ではみんなでコーヒーを楽しめればと考えているので、きっかけは『スターバックスが好き』、『おしゃれな趣味を増やしたい』などで大丈夫です。少しでも興味を持っていただければ、まずはお昼休みにコーヒーを飲みに来てください!」と話していました。是非Instagramをチェックしてみてくださいね!

    想定外からの想定外。神戸女子大学で未来が変わった話 ~後編~

    キャンパス

    376

    2022.12.1

    想定外からの想定外。神戸女子大学で未来が変わった話 ~後編~

    高校卒業後、ファッション系専門学校へ進学するつもりがシンジョへ入学したことをきっかけで、4年間で人生がガラリと変わったという、家政学科4回生のNさんにインタビュー。後編は3回生から現在、そして未来へと続くお話です。<前編をまだお読みでない方はコチラ> 海外留学をしてみたら、多様性に触れて人生観が変わった 3回生になる頃には通常のキャンパスライフに戻り、卒業へ向けて順調に学びを進めていたNさん。4回生の8月には念願だった海外留学を果たします。 「高校時代、留学のチャンスがあったのに挑戦しなかったことをずっと後悔していて、大学に行くなら今度こそ実現できればと思っていました。語学を学ぶだけではなく、海外の人のマインドにも触れてみたくて。ファッションも日本と全然違って弾けている印象があったので、実際に見て感じてみたかったんです。本当は2回生の時に参加するはずがコロナ禍で中止になってしまい、余計行きたい気持ちが高まっていたので、4回生で留学できると知った時は即決しました。」 シンジョは学部を問わず全学生が対象となる海外留学プログラムが多くあるため、誰でも海外留学を経験できます。Nさんが参加したのは、ハワイ大学での1か月間の英語研修。研修中はハワイ大学の近くにある「神戸女子大学ハワイ・セミナーハウス」に滞在し、職員のサポートを受けながら留学生みんなで共同生活を送れる安全性も魅力です。 写真 左からNさん、セミナーハウスでルームメイトだった英語英米文学科4回生Sさん 「留学中、午前中は英語のスピーキングの授業、午後はフリータイムの毎日でした。シンジョの留学生仲間に加えて、韓国からの留学生や、交流会で知り合ったハワイ大学の学生と一緒にいろんな経験をしました。ランチの後そのまま近くのビーチで遊んだり、ドライブに行ったり。とにかく毎日予定を詰め込んでいましたね。」 現地の学生と仲良くなると、あっという間に交流の輪が拡大。日本に興味があるという人も多く、上手に英語が話せなくても、優しく積極的にコミュニケーションをとってくれたそう。こうして同世代に限らずさまざまな人と出会えたことが、Nさんのその後に大きな影響を与えました。 「例えば、ハワイ大学を卒業してアクション俳優になった人や、私たちよりずっと年上なのに大学生として勉強を始めた人、4年にこだわらず納得いくまで大学に残って学び続けている人など、いろんな生き方の人に話を聞けました。日本の場合、4年間で卒業したら、企業に就職するのが一般的ですよね。でも、そうじゃない進路もたくさんあるんだなって……。」 そして、Nさんは大きな決断をします。 「留学前は普通に就職活動をしていましたし、ちょっと違う進路をとるにしても、大学院進学を考えていたくらい。ほんの少しだけ海外で生活してみたいという気持ちもありましたが、あまり現実的ではないという自覚はあったので黙っていたんです。でも、世界にはいろんな生き方の人がいると知って、『だったら私ももっとチャレンジしたい!』と。大学卒業後は、ワーキングホリデーを利用してイギリスへ行くと決めました。」 現地で英語を学びながら、ファッションをはじめとしたヨーロッパ独自の文化に触れ、感性を磨きたいというNさん。帰国後は経験を活かし、デザイナーか、スタイリストか、はたまたブランドプロデューサーか。何らかの形で、ファッションの世界で活躍することが目標です。 未来の自分へ贈りたい、最幸のウエディングドレス作り 大きな夢を抱き、現在Nさんは卒業制作の真っ最中。被服製作がテーマの十一(じゅういち)先生のゼミに所属し、ドレス作りに打ち込んでいます。 「十一先生のゼミは、思い思いのドレスを作り上げることが目標。私は純白のウエディングドレスに挑戦していて、マーメイドラインで裾フレアがポイント。派手な装飾はなくシンプルに、総レースで上品に魅せるドレスを目指しています。これまで授業の課題でジャケットやスカートを製作したことはありましたが、こうしてデザイン、型紙作り、生地の選択、縫製も、全て一から自分の手で行うのは今回が初めて。大変ですが、やりたいように自由に製作できるのはとても楽しいです。」 十一先生は、自分の好きなものづくりに生き生きと取り組むゼミ生たちを温かく見守りつつ、困った時には相談に乗り、的確なアドバイスをしてくださる、とても心強い存在です。 「ドレスが完成したら大切にしまっておいて、いつか自分の結婚式で着るのが夢です。その姿を、シンジョに進学するよう導いてくれた両親や親戚、そして恩師である十一先生に見ていただけたら幸せですね。」 十一先生とNさん シンジョで過ごした4年間で世界が拓け、たくさんの夢を見つけたNさん。「今となっては、本当にシンジョに進学して良かったと思っています。十分な時間と恵まれた環境の中で、いろんな学びに触れられたこと、いろんな人と出会えたこと、留学をはじめいろんな経験ができたこと、すべてシンジョじゃないとできなかったことなので」と、笑顔で力強く語ってくれました。

    私たちが先生になりたい理由~前編~ Iさん(初等教育コース)の場合

    キャンパス

    335

    2022.12.5

    私たちが先生になりたい理由~前編~ Iさん(初等教育コース)の場合

    教育学科に所属するIさん(初等教育コース)とTさん(幼児教育コース)は自他ともに認める大親友。今回は先生になるという目標に向かって勉強中の2人に、先生になりたい理由とお互いの存在についてインタビューしました。まずは前編、Iさんのお話です。 写真左からTさん、Iさん 本気で勉強を頑張ってみたら結果が出せて、自信に繋がった高校時代 昔は勉強があまり好きではなかったという県立高砂南高等学校出身のIさん。先生を目指すようになったのは、高校時代の恩師との出会いにありました。 ―――高校1年生の時のオーストラリア短期留学の経験がきっかけになったそうですね。 短期留学に行ったものの英語が通じず、お世話になったホストファミリーの方とも全く話せずに終わってしまって…もっと勉強しておけば良かったと悩んでいたところ、担任の先生から「語学力を磨きたいなら英語検定を受けてみたら?」と進められました。それまで自分から進んで勉強することはあまりなかったのですが、そんな自分を変えたいという気持ちもあってチャレンジしました。 点数が伸びずにモチベーションが下がることもありましたが、先生が優しく、そして時には厳しく絶妙なタイミングで声をかけてくださったり、放課後にも根気強く指導してくださったおかげで3年生の時に2級に合格することができました。親身になって相談に乗ってもらったことや、成功体験の機会を与えてくれた先生への感謝から、将来は『生徒を励まし、可能性を広げてあげられる先生になりたい』という気持ちが芽生えましたね。 シンジョには先生になる為のサポート体制が整っていて、安心出来た ―――先生になりたいと思ったIさん。進学先選びはどのように進めましたか? 様々な大学を調べるうちに、シンジョの教育学科を知りました。私の家から通いやすい立地だったこともあり、オープンキャンパスに何回も参加して情報収集したことを覚えています。合計7回参加したことで、教職支援センターによる採用試験に向けたサポートの充実や、実際に教員になった先輩方の人数の多さ、先生からきめ細かな指導が受けられるという距離感を感じることが出来て、私にはシンジョしかないと心から思いました。他の大学は受験しませんでした。 ―――ご自身の経験から、やはり高校の先生を目指していたんですか? 実は、高校の先生はクラス担任の生徒と接する時間が少ないと思って、より多くの時間を子どもと一緒に過ごすことができる他の校種を考えていました。自分自身は「小さい頃から勉強が好きではない」と思っていて、自分の可能性を閉ざしてしまっていたなと…子どもの可能性を広げるという意味で幼稚園に魅力を感じたり、小学校では6年間という長い時間の中で、全教科を教えながら子どもの成長に関わることができることも魅力的でした。 実は、そのこともオープンキャンパスで当時のスタッフの先輩に相談したんですよ。すると先輩から、『悩むぐらいなら最初から決めてしまわず両方を目指してみたらいいよ』と背中を押してもらったことで悩みはスッと消えて、幼稚園教諭、小学校教諭どちらの免許も取れる初等教育コースを選択しました。本当に先輩には感謝です。 初等教育コースに所属しながら、保育士資格取得も目指す「リアル3刀流」を支える先生の存在 ―――実際に入学してからの学生生活はいかがですか? 授業でスクールサポーター制度を知り、実際に参加しました。神戸市の小学校の教育現場に参加させていただくことができる貴重な機会なのですが、そこでお世話になった先生方のお話や、児童のイキイキとした学びの場を見て小学校教諭を目指そうと決意しました。今、初等教育コースに所属しているので、小学生に接する際に幼稚園教諭の学びも得た上で接することが出来るのは強みになると思います。 ―――保育士にも興味をお持ちで、独学で勉強中だと聞きました。 保育士資格は私が所属している初等教育コースのカリキュラムには含まれていないのですが、1回生の教育基礎演習で担当だった先生が『学生のうちに、勉強できることはどんどんチャレンジしなさい』と勧めてくださって、試験対策や色々な相談にも本当に熱心に対応してくださるんです。 ―――すでに筆記試験の結果待ちだそうですね。良い結果を願っています。 ありがとうございます。合格したら次の2次試験では『絵本の読み聞かせ』の実技試験があるんです…この実技に自信がなかったので、本当は受験自体を諦めようかと思ったこともありました。でも、授業時間外でも読み聞かせに必要な表現力を高めるための練習に付き合ってくださる先生方のおかげで不安が消え、前向きに挑戦することができています。ここでも、先生が私の可能性を広げてくれました。 次々と新しい目標を見つけ、挑戦し続ける原動力は一生モノの親友 ―――保育士資格への勉強以外にも、地域の須磨消防団での活動や、オープンキャンパスのスタッフなど学内外で様々な活動に参加するIさんですが、頑張りすぎて疲れてしまうことはないですか? 大変だなぁというよりは充実していると思いますし、何より大親友が同じように頑張っている姿を間近で見ているので私も頑張らなくちゃと自然に思えます。 ―――大親友のTさんはシンジョの教育学科の同級生なんですね。 そうなんです!入学後に共通の友達が紹介してくれて知り合ったのですが、初対面の時から初めて会った気がしないし、一緒にいて気を遣わなくてもお互い自然体でずっと笑って過ごせるんです。こんなことって本当にあるんだなと思いましたね。 ―――では、せっかくなので、大親友のTさんのすごい所を教えてください。 一緒にいると場が明るくなる人柄が素敵です。でもそれ以上に、やるときは徹底的にやる!という計画性とそれに基づいて実行する意志の強さが本当にすごいんです。 私が少し疲れたなぁと思った時、尊敬できるTさんが『あんたは十分頑張っているから大丈夫。一度休んでみたら?』と声をかけてくれると、素直に大丈夫なんだなって思えるんです。Tさんがいなかったら、これだけ色々なことにチャレンジできていないと本当に思っているので、記事を通して『ありがとう』と『これからも一緒にがんばろうね』と伝えたいです。…恥ずかしすぎますね。笑 大学は学びの場であり、一生モノの友人との出会いの場でもあります。友人と支えあって目標に向かって邁進できる環境、そしてそれをサポートする教員がいることが、Iさんが挑戦し続けることができる最大の理由なんですね。 大親友のTさんのお話はコチラ(後編)から。

    神戸女子大学の学生が太子町の活性化に尽力!?

    神女サポート

    503

    2022.11.14

    神戸女子大学の学生が太子町の活性化に尽力!?

    「太子 遊びと冒険の森【ASOBO】」で活躍中のIさんにインタビュー! 教育学科4回生のIさんがボランティアリーダーとして活躍している、兵庫県揖保郡太子町にある野外施設「太子 遊びと冒険の森【ASOBO】」。今回、そこにピザ窯が新設されたということでお披露目イベントにお邪魔してきました。 ―「太子遊びと冒険の森【ASOBO】」のボランティア参加へのきっかけは? 「1回生で受講していた講義に、当時ボランティアリーダーとして活躍していた先輩が、宣伝をしにきたことがきっかけです。そのとき私は教育の道に進むにあたり、何か自分を成長させるものを探していました。太子町は私の大好きな地元でもあったので、『自分の経験値を上げられるだけでなく、太子町の活性化にも貢献できるならやるしかない!』と思い、その場で参加を即決しました。」 ―ボランティアリーダーとしての主な活動は? 「子どもたちが大自然の中で、さまざまな体験ができるよう、自発的に興味を持ってくれそうなことを考え、それを安全に提供するのが主な活動です。これまで、他のボランティアリーダーと一緒に遊びに行った先で得たインスピレーションから、薪割り体験やスウェーデントーチと呼ばれる方法の焚火体験を企画し、実施しました。」 「太子 遊びと冒険の森【ASOBO】」を運営している姫路YMCA理事長 八杉さんにもお話を伺いました! ―八杉さんから見てIさんはどんな印象ですか? 「1回生の時から向上心が高く、子どもに対する話し方や接し方、理想の野外活動はどのようにすれば実現できるかなど、全てにおいて熱心に取り組んでいただいています。3回生の時にはすでにみんなをまとめるチーフ格として活動していただきました。今回のイベントでもチーフとしてうまくまとめていただいているので、非常に助かっています。『人の役に立つのであれば』という想いが強い子なので、将来は立派な先生になられると思いますよ。」 冬の大型イベントについての打ち合わせに参加! Iさんは地域活性化や地元愛にあふれる子どもたちを増やすために何か出来ることはないかと考え、揖保郡太子町の原地区全体を会場とした大型イベント「HARA笑式 ~はらえしき~(2023年2月11日㈯実施予定)」を自ら企画しています。このイベントでは子どもたちのお祭り離れに注目。そこで、原地区のさまざまな場所に屋台を設置し、複数の拠点からなるひとつのお祭りとするようです。また、スタンプラリーを実施することで、会場となる地区全体の周回を促す工夫も。当日の盛り上がりに期待が膨らみます! 他大学の学生を巻き込んでHARA笑式~はらえしき~の企画会議をするIさん ―これほど大きなイベントを企画するとなると、お金もかかるのでは? 「今回のイベントでは企画段階で、かなりの費用が掛かる見積もりとなりました。そこで、その見積もりをもとに大学の補助金制度である『神女サポート』に応募したところ、申請した金額すべてを補助金でまかなうことができました。学生だけでこれだけの資金を用意するのはとても困難なので、本当に有難かったですね。」 ―学生のやりたいことを応援してくれるサポート制度があるというのは心強いですね。 「自分が地元のためにやりたいと思ったことを実現させるチャンスが得られたので、本当に嬉しいですし、責任感をもってやり遂げたいです。普通に生活をしていたら、いくら地元が好きだからといってもこんな大きなことを企画できないと思いますし、学生のことをサポートするシンジョならではの制度があって本当に良かったです!」 「HARA笑式~はらえしき~」の目玉のひとつ、ピザ窯がお披露目! 現在計画中の「HARA笑式~はらえしき~」でも目玉のひとつとなるのが、今回お披露目イベントが行われた本格ピザ窯です。 ―ピザ窯の魅力を教えてください! 「オーブンと比べると、ピザ窯は約2倍の高温で調理できるので、焼き上がりに大きな違いが生まれます。個人的には、あえて本格的なものにすることで野外施設ならではの、非日常的な思い出ができるというのが1番の魅力だと思います!」 ピザ窯ならではの超高温で360°しっかりと焼き上げられたピザは、野外施設での手作りとは思えない本格的な食感! ―1月に行われる「HARA笑式~はらえしき~」への意気込みをどうぞ。 「私はここでのボランティア活動を通して、周りの人に恵まれ、支えられていると実感することができました。なので、私を支えてくださった多くの方たちと、約20年間お世話になった大好きな太子町への恩返しとして、参加していただいたすべての人の思い出に残るような、楽しいイベントにしたいと思います!」

    【神戸女子大学×コープこうべ】野菜を丸ごと使った食品ロス削減レシピ

    特集

    324

    2022.11.9

    【神戸女子大学×コープこうべ】野菜を丸ごと使った食品ロス削減レシピ

    皆さんは『食品ロス』という言葉をご存じですか?本来なら食べられるのに捨てられてしまう食べ物のことで、日本では年間522万トンが廃棄されています。「世界のどこかでは、飢餓で苦しむ人がいるのにもったいない!」そんな熱い気持ちで立ち上がったのが、家政学部管理栄養士養成課程に所属するIさんとKさんです。なんと、コープこうべに電話をかけ「食材の皮や芯もムダにしないレシピを考案するので、アプリで紹介してほしい」と直談判したそう。今回は、アプリの開発に携わったコープこうべの宮下さん(写真左から2人目)を須磨キャンパスの調理室にお招きしてお話を伺いました。 写真左からコープこうべ田川さん、宮下さん、 管理栄養士養成課程 Kさん、Iさん、橋本准教授 『食品ロス削減の日』にどうしても間に合わせたい!意欲とパワーが大人たちを動かした!! 今回の取り組みはどのような経緯で実現したのか教えてください。 宮下さん――― 今年の8月頃、コープこうべの問い合わせ窓口に2人が電話をくれたんです。コープこうべアプリの中に、最大1週間分の献立を自動作成し、かつ食材も注文できる『こんだてアシスト』という機能があるのですが、そこに料理を掲載させてもらえませんか?と。突然だったので、驚きました。 Iさん――― きっかけは、10月30日が『食品ロス削減の日』だと知ったからです。当日に合わせて、私たちも何かできないかって。シンジョの地域連携推進事務室に相談したらコープこうべさんの連絡先を教えてくれたので、ネットでもいろいろ調べて…。とにかく話を聞いてほしい!という気持ちでした。 宮下さん――― すばらしい行動力ですよね。 Iさん――― 授業で、日本の食品廃棄量の多さについて取り上げられていたのが気になって。個人的には賞味期限が過ぎる前に冷凍保存するとか、皮や芯も工夫して食べるなどは以前から当たり前にしています。今回も一般的には捨てられてしまう部分を使って、レシピを考えたらどうかと思いついたんです。 Kさん――― 私は、好きなアイドルがインスタグラムで「地球温暖化の原因の1つが食物を可燃ごみとして燃やすときに出る二酸化炭素だ」と訴えていたのを見て、このままだとヤバイかも!と未来に不安を感じて。私たちが情報発信することで、何かが変わるかもしれないと思いました。 宮下さん――― コープこうべアプリの『こんだてアシスト』は便利なサービスなのですが、昨年4月にリリースして、まだまだ認知度が低いのが悩み。大学生が考えたとなれば、同じような若い世代の方も興味を持ってくれるでしょうし、食品ロスへの意識が高まるチャンスにもなる。この取り組みをアプリの開発パートナーの株式会社ミーニューさんに相談したところ、一緒にやりましょう!と協力してくださることに。そしてさっそく、新メニュー検討のためのオンライン会議に、彼女たちにも参加してもらいました。 初めてのオンライン会議への参加。そして厳しい現実に直面するが… 企業で働く社会人の中に混ざって意見するということはとてもハードルが高いように思いますが、いかがでしたか? Iさん――― 幹部の方々が画面にズラッと並んでいるのを見て緊張しましたが、どうしてもやり遂げたかったし、無理を言ってお願いしたことなので頑張らなくちゃ、と気合が入ったのを覚えています。 宮下さん――― 8月の会議では、「『食品ロス削減の日』に公開するとなると、来週にはレシピを提出してもらわないと間に合わない」と、時間のなさが問題視されましたが、本当に次の週に10品を提案してくれました。大変だったでしょう? Kさん――― はい(笑)。でも、やりがいの方が大きかったです。ただ、10品すべてが不採用になった時は、残念な気持ちが少しありましたが、すぐに切り替えて新作レシピを考え始めました! 宮下さん――― こんだてアシストは、毎日忙しい主婦の献立作成をアシストする、というコンセプトのサービスです。レシピはたくさんの組合員さんの目に触れるので、レシピの作りやすさや調理時間、食材の種類なども考慮が必要です。 なにより、お二人にも自信を持って「これは私たちが考えたレシピです!」と言えるオリジナリティがあるものを練ってほしかったので、簡単にはOKが出せなかったんですよね。 絶対にあきらめない気持ちを持ち続け、最後は先生のアドバイスが突破口に! 10品を提案した後、再びレシピを考案することになりましたが行き詰まりませんでしたか? Iさん――― 何がいけなかったのか悩んで、管理栄養士養成課程の橋本先生に相談しました。 Kさん――― 先生からは「肉汁を吸ってくれるように、高野豆腐を使ってみたら?」とか、「子どもでも食べやすいように見た目を工夫したら?」など、すごくわかりやすくアドバイスをしてもらえたので、次で決めるぞ!と意欲がわきました。 宮下さん――― 10品が不採用になった次の週の会議で、全く違った5品を提案してくれて。これなら大丈夫!と思えるレシピばかりだったので、今回はすべて採用になりました。2人の熱意の勝利ですね。 『ごま香るナムル』『ブロッコリーと人参とちりめんの佃煮』『甘酢餡で食べる紅白シュウマイ』の3品を実食! インタビューを受けながら実際に採用されたレシピを調理して振舞ってくれました。それぞれのレシピのこだわりを教えてください。 Iさん――― この『紅白シュウマイ』は甘酢餡を後付けにして、見た目も楽しんでもらえるようにしています。 Kさん――― 『ブロッコリーと人参とちりめんの佃煮』には、いつもなら捨てられる部分の人参の皮やブロッコリーの茎が入っています。実は栄養価が高くておいしい茎や皮の歯ごたえも楽しんでもらえると思います。 Iさん――― 『ごま香るナムル』は、ほうれん草は根元ごと、人参と大根は皮ごと使っています。いろいろな食感が楽しめるし、ピーナッツが味のアクセントになっています。 作っていただいたレシピはどれも本当においしくて、感動しました。おふたりが考え、自ら行動を起こした積極性はまさにシンジョの姿勢そのもの!考案したレシピを通じて1人でもたくさんの方に「食品ロス削減」の活動を知ってもらえることを願っています。

    【前編】めざせ甲子園!野球部寮スタッフとして球児を支える管理栄養士。その道のりには、中学生の頃からエールを届け続けた野球部への愛があった!

    特集

    13,588

    2019.4.18

    【前編】めざせ甲子園!野球部寮スタッフとして球児を支える管理栄養士。その道のりには、中学生の頃からエールを届け続けた野球部への愛があった!

    「楽しいから、苦じゃない。」10年以上野球部に寄り添い、念願の寮のスタッフになった、管理栄養士の夢への道のり。シンジョでスポーツ栄養を学び、甲子園名門校の寮スタッフへ。管理栄養士として夢を叶えたシンジョOGの想いと行動にせまる! 甲子園の名門校「常葉大菊川高校」で、野球部寮のスタッフを務めているシンジョの卒業生がいます。2016年に健康スポーツ栄養学科を卒業、2018年に健康栄養学研究科を修了した安原叶さん。なぜ野球部の寮で働いているの?寮のスタッフとしてどんな仕事をしているの?なぜシンジョに入学したの?この記事では前編と後編に分けて、安原さんの野球部への愛や、寮のスタッフとして働くまでの道のりを語ってもらいました。 朝は毎日5時起き。野球部寮のスタッフとして、選手の食生活を支える。 静岡県菊川市にある野球部寮 はじめまして!今日はよろしくお願いします。野球部の寮って、初めて来ました。安原さんはいつもここで働かれているんですか? 菊川へようこそ!そうです、ここが私の職場です。2018年4月から、 野球部寮の管理栄養士として、主に食生活の管理をしています。具体的には、朝と夕食の献立作成や調理補助、選手への栄養講習などを行っています。 いつも、どんなスケジュールで働かれているんですか? 朝は5時に起きて、車で出勤。選手の朝食時間に合わせて、食事をつくります。 調理師と一緒に、私は調理補助や配膳を担当しています。夕方は、野球部の練習終わりに合わせて夕食をつくって、片付けをします。一通り仕事を終えて、帰宅するのが21時くらいですね。 選手と監督合わせて25名分の食事を準備。新学期になると新入部員も増えて、40名分の食事をつくります。 すごく朝早いですね!大変じゃないですか? 慣れました(笑)。それに 実は、野球部寮のスタッフは副業で、本業はアスリート向けアプリを開発している会社でデータ分析をしているんです。リモートワークがOKな会社なので、昼間は野球部寮で本業をしています。さらに月曜日と木曜日は、お弁当をつくっている会社に出勤し、出荷作業やお弁当のレシピ開発も手がけています。 え、 野球部寮のスタッフが副業なんですか?朝夕の食事をつくりながら、昼間は他の仕事をかけ持ちするって、安原さんパワフルですね! 「選手の楽しそうなプレーを見て、家族もみんな楽しそうに応援していた。中2の頃から、常葉のファンなんです。」 野球部寮で働かれているということは、野球がお好きなんですか? 私は中学2年生の時から、この野球部のファンなんです。私の両親も応援していたし、静岡出身ということもあって、地元の野球部である常葉大菊川高校を応援していました。 なるほど、もともと野球部を応援されていたんですね。野球部のどんなところに惹かれたんですか? 私が中学生の時に、常葉は甲子園で優勝・準優勝という結果をのこしたんです。応援している私たちにとっても見応えのある野球をしていたし、選手の家族も楽しそうに応援しているのを見て、みんなを楽しませるプレーができるのってすごいなと思いました。 「給食委員をしていた時の、栄養教諭の方にあこがれて。いつも笑顔で生徒に接している姿を見て、私もこんな仕事がしたいと思いました。」 食や栄養の仕事に興味を持ったのはいつ頃ですか? 同じく中学生の時。当時は学校で給食委員を務めていて、そこでは栄養教諭の先生が指導されていたんです。それまで栄養教諭の存在を知らなくて、こんな仕事もあるんだと思いました。 中学生の時から、食に興味があったんですか? いや、むしろほとんど興味はなかったですね(笑)。ごはんは食べないし、食生活はめちゃくちゃでした。今ふり返ると、ちゃんとしておけばよかったって思いますけどね。 給食委員になるくらいだから、食べるのが好きとか、食に興味があるんだと思いました(笑)。その逆だったんですね。でもなぜ、食や栄養に関わる仕事に就こうと思ったんですか? 食や栄養の仕事に興味を持ったのは、栄養教諭へのあこがれがきっかけでした。いつも笑顔で生徒に接しながら楽しそうに働いている先生の姿を見て、「私もあんな人になりたい」って。それから、栄養教諭や管理栄養士をめざすようになりました。 「高校生の時、怪我をして苦しんでいる選手の姿を見て、食から選手を支えたいって思ったんです。」 野球部との関わりや、食や栄養の仕事に興味を持ったきっかけは分かったのですが、最終的に、常葉大菊川高校の野球部寮のスタッフとして働こうと思った理由は何ですか? 常葉大菊川高校は私の母校でもあるんです。進学クラスにいたから、野球部と直接関わることはなかったんですけど、試合も観に行って、影から野球部を応援し続けていました。 なるほど、母校だったんですね!中学生の時から応援していた野球部がさらに近い存在になって、気持ちも上がりませんでしたか? そうですね〜。私はマネージャーでもなかったので、あくまでも遠くからエールを送ることしかなかったんですけどね。でも、楽しい、嬉しいという気持ちよりかは、心配な気持ちのほうが大きかったです。 何かあったんですか? 私が在学していた3年間、野球部は一度も甲子園に出場することがなく、むしろ怪我をする選手がとても多かったんです。松葉杖をついている選手がいたり、ベストメンバーで試合に挑めなかったりと、見ていて心苦しかったです。 それは応援している側もつらいですよね。 そんな野球部の姿を見て、「私もどうにかして手伝いたい。野球部を支えたい」って強く思いました。 それが、寮のスタッフとして食生活を支えるきっかけになったということですか? はい。栄養教諭や管理栄養士になりたいという想いと、野球部を支えたいという想いが重なって、「食から野球部を支えたい」って。特に、2018年は全国高校野球選手権大会(甲子園)が100回目を迎える記念の年でもありますから、その時には常葉ファンとして、何らかの形でサポートしたいと思いました。 さすがファン。高校生の時から100回大会を意識されていたんですね(笑)。 はい(笑)。それは絶対に関わりたいなと。それで、大学はスポーツ栄養の道へ進もうと思いました。 後編へ続く

    商品開発プロジェクト

    保護者の方にもおすすめ

    Feature特集

    View more
    View more

    Cultureカルチャー

    View more
    View more

    Entrance exam入試

    View more
    View more

    Campusキャンパス

    View more
    View more

    Keywords

    学科特設サイト

    PREV NEXT
    日本語日本文学科 英語英米文学科 国際教養学科 教育学科 家政学科 管理栄養士養成課程 社会福祉学科 健康スポーツ栄養学科 看護学科 心理学科 総合生活学科 食物栄養学科 幼児教育学科