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おいしいコーヒーで地域を笑顔に!諦めかけていた夢を実現させた「神女support」がスゴイ!

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特集

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2023.3.7

おいしいコーヒーで地域を笑顔に!諦めかけていた夢を実現させた「神女support」がスゴイ!

本当においしいコーヒーを知ってもらいたいという想いから、兵庫県の大学では唯一となるコーヒー同好会を立ち上げたMさん。今回は、シンジョの学生課外活動助成金制度「神女support」を活用し、地域での交流会を実現したときのお話を中心にインタビューしました。

人生を変えたコーヒーとの出会い

――昔からコーヒーが好きだったんですか?

コーヒーを好きになったのは高校2年生の頃からなので、実は最近なんです。以前はほとんど飲んでいなかったのですが、父に連れて行ってもらった喫茶店で飲んだドリップコーヒーのおいしさに感動して、そこからのめりこんでいきました。はじめはクラスの友人に私が淹れたコーヒーをふるまう程度でしたが、それをきっかけにコーヒーを飲めるようになった子がけっこういました。コーヒーを好きになってもらえたことがすごく嬉しくて、それから地域の方や東北で被災された方々にコーヒーを提供するボランティア活動を始めました。同時に、大学でもより多くの方にコーヒーの魅力を知ってもらう活動ができれば良いなと考えていました。

――コーヒーは「個人で楽しむもの」というイメージがありますが、Mさんは誰かと一緒に楽しむなど「外に向けての発信」に魅力を感じていたんですね。それが「コーヒー同好会」の活動にもつながった?

はい。普段は豆の種類や挽き具合、淹れ方を変えるなど飲み比べをして味を研究していますが、他大学のコーヒーサークルとも交流し、勉強会を開催することもありますね。できれば「地域の方を中心にコーヒー好きを増やしていきたい」という想いもあったのですが、同好会発足時には、資金面やノウハウなど、さまざまな課題があったので、実現したくてもできないと思っていました。そんなとき、顧問の先生から「学生課外活動助成金制度(神女support)」で支援が受けられるかもしれないことを教えていただいたんです。

学生課外活動助成金制度(神女support)って?

学生による自主的な課外活動(地域貢献やボランティア等、地域の課題解決や活性化を推進する取り組み)を支援することで、「自立心・対話力・創造性」をもった人材を育成することを目的としたシンジョ独自の制度。ボランティアセンターの設立や子ども向けイベントの開催など、活動に必要な資金の助成を受けることができる。

詳しくはコチラ! 

神女supportで広がった地域交流の夢

――神女supportをどのように利用されたのか教えてください。

締め切り直前のギリギリに応募したことを覚えています。採択後は同好会のメンバーと話し合いを重ね、やりたいことを少しずつ具現化していきました。そして、同好会の設立2年目となる2022年には、大学の近くにある須磨離宮公園に場所をお借りして、コーヒーショップを出店することが決まりました。もちろん、みんな出店経験はありませんので、わからないことだらけです。新型コロナの影響もあり、会う機会も限られていましたが、ZoomやLINEで話し合い、一つひとつ検討していきました。

――苦労もあったなか、イベントはうまくいきましたか?

結果としては目標販売数を達成でき、満足いただけるおいしいコーヒーを提供できたのではないかと思っています。嬉しかったのは、親子でお越しくださった方に「今まで娘はコーヒーがまったく飲めなかったんだけど、このコーヒーは飲んでいました。本当においしかったです!」と言っていただいたことです。豆の原産国の選定から、焙煎、抽出まですべて自分たちで決めたのですが、おいしいものが提供できているか不安な気持ちがありました。なので、その言葉が聞けたときはすごく嬉しかったですし、励みにもなりました。

――焙煎からされているとは、徹底して取り組まれているんですね。

そうなんです。せっかく地元の方にコーヒーを販売するからには、豆本来の味わいを感じてもらいたいと思っていました。そうなると専用の器具が必要なのですが、なかなか手が出ない価格で。本来ならあきらめてしまうところを、神女supportを利用して購入させていただきました。淹れる人が違っても安定した味が出せるエアロプレスや、雑味の原因となる微粉が出にくい電動ミルを使用することで、私たちがこだわった味をスピーディに同じ品質で提供することができました。資金面でのサポートが受けられるのは、学生の私たちにとってはとても大きいです。ビジネスなら売上や利益を第一に考える必要がありますが、私たちはあくまでも地域貢献としてコーヒーの本当のおいしさを伝えていくことに注力することができました。そういった点でも、神女supportはありがたいですね。

――たしかに、売上を求めすぎて本来の目的を見失ってしまっては意味がないですよね。

はい。ですから私たちはもう一つの地域貢献として、須磨離宮公園での出店後に余った豆を活用して、地域の福祉施設で高齢者の方々にコーヒーの無料提供を行いました。当日は3カ国の豆を用意し、飲み比べを実施。香りや後味の違いを実感していただけたと思います。さらに、ただふるまうだけでは面白くないので、高倉台の良いところを一つ書いてもらうことにしました。それを学園祭で展示することで、地域の魅力を発信することもできました。

たくさんの人に感動を味わってもらいたい

――出店イベントを経て、どんな経験が得られましたか?

まずは、須磨離宮公園での出店や近隣住民の方へのコーヒーの提供など活動を通して、地域の方々と交流できたことがとても大きな経験になりました。ただ、実際にイベントを体験することで自分たちに足りていなかったことも見えてきたんです。一番は開店に必要な物品をそろえることでした。私が日頃通うコーヒーショップの方にもご協力いただきながら、できる限りの準備をしたのですが、それでも当日になって「あれが足りない、これが足りない」となって(苦笑)。でも、その反省はしっかりと次回に活かし、これまでに同様のイベントを3回実施することができました。リピーターになっていただいた方もいますし、SNSでの宣伝効果もあってか、回を重ねるごとに足を運んでくださる方が増えていると実感しています。

――まだまだ夢が広がりますね。Mさんは現在4回生ですが、大学卒業後はどうされる予定ですか。

バリスタになりたいという夢があります。シンジョの管理栄養士養成課程に入学したのも、「栄養」という付加価値は、バリスタを目指す人たちのなかでも埋もれずに戦っていける武器になると考えたからです。今は大阪にあるコーヒーの卸会社に内定をいただきました。入社後はセミナーなどを通してコーヒーの魅力を社会に発信していけたらと考えています。将来的には、コーヒーのコンサルティング業を行い、おいしいコーヒーに出会うきっかけをたくさん創り出すお仕事がしたいです。「他のどこよりもMさんのコーヒーで良かった」「Mさんだから選ぶ」と言ってくれる人が増えるよう、自分の個性を見つけて磨いていきたいです。実はその一歩として、今、同好会の友人たちとオリジナルのコーヒーを販売しようと思っているんです。須磨の海をイメージした、朝に飲みたいと思ってもらえるブレンドをめざしていて、飲みやすくさわやかな味わいに仕上がりました。まずは、須磨離宮公園で試飲会を行い、お墨付きをいただけたら実際に販売する予定なので、多くの方に楽しんでいただきたいです。

2022年11月取材※取材時4回生

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