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受験生の約4割が一般選抜で進学。年明け入試トレンド&神戸女子大学の入試について

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入試

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2023.8.17

受験生の約4割が一般選抜で進学。年明け入試トレンド&神戸女子大学の入試について

※この記事内で紹介している神戸女子大学の入試内容は、2023年度に実施した内容のものです。

進学者の約4割を占める「一般選抜」。英語検定試験の活用が増加

リクルート進学総研が発表した『高校生の進路選択に関する調査「進学センサス 2022」』によると、「一般選抜」が大学進学者の41.3%(※)と全体の約4割となっており、2019年から一般選抜による進学者は減少したものの、入試全体において現在も重要な位置を占めています。
近年の変化としては、グローバル人材育成への対応のため、英語4技能(読む・聞く・書く・話す)を評価する英検などの外部英語試験の結果を、スコアとして換算・活用する大学が増えており、神戸女子大学も導入しています。
※出典 高校生の進路選択に関する調査「進学センサス 2022」

私立と国公立で一般選抜は大きく異なる

国公立では「大学入学共通テスト」を1次試験とし、多くの場合5教科7科目の受験が必要です。その後、2次試験で個別試験を行い、その総合点で合否を決めます。
私立大学の場合は、大学が独自に行う2~3科目の個別試験神戸女子大学の場合は「一般入試」。以下一般入試と呼称)と、共通テストを利用する「大学入学共通テスト利用入試」(大学によって名称は異なる)の2つに分けられます。私立大学の一般入試は、受験科目数が国公立と比べて少ないメリットがあります。
しかし、大学ごとに出題内容が異なるため、過去問などによる大学ごとの対策が必要です。
神戸女子大学 2023年度版 入学試験問題集 資料請求

大学入学共通テスト利用入試で合格チャンスが広がる

私立大学の一般入試は大学ごとに出題内容が異なりますが、大学入学共通テスト利用入試の場合、共通テストを利用するので出題内容は同一で、共通テストの成績のみ(※)で判定されます。
※独自試験を併用しない場合。神戸女子大学は併用なし。大学や学部によって必要科目は異なる

そのため、受験する大学の幅を拡げることができます。一般入試と併願することで、合格のチャンスが広がることも大きなメリットです。同時出願によって検定料を割引する制度を設けている私立大学もあり、神戸女子大学の場合は、35,000円のみで一般入試と大学入学共通テスト利用入試の全日程に出願可能で、最大7回の合格チャンスを得ることができます。

2025年度入試には新学習指導要領による影響も

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2022年より高校の新学習指導要領(新課程)がスタートしました。
この改定はこれまでの高校教育を、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力・人間性など」を育むものへと変化させることを狙ったもので、さまざまな教科・科目が改定されます。
大学入試も2022年当時の高校1年生が卒業する、2025年度のタイミングで一部変更されます。
大学入学共通テストはすでに変更科目・内容が公開されているので、2025年に卒業する高校生や保護者の方は、ぜひ今の内にチェックしておくことをオススメします。

大学入試センターHPにて、2025年度(令和7年度)の変更点について解説している資料・動画が公表されているため、下記リンクを貼っておきます。
大学入試センター 令和7年度大学入学共通テストについての説明資料

神戸女子大学の年明け入試

神戸女子大学では年明け(2024年~)の入試として、一般入試・大学入学共通テスト利用入試を設けています。35,000円の検定料のみで、全ての日程に出願可能です。

【一般入試】幅広い日程・入試方式&地方会場を用意

前期A・前期B・前期C・後期の4日程を設けています。
すべての日程で「スタンダード型」(2科目)・「得意科目重視型」を用意しており、加えて前期A・後期では「英語学部検定試験利用型」、前期B・前期Cでは「3科目型」が受験可能です。
「得意科目重視型」「英語学部検定試験利用型」は、「スタンダード型」で受験した2科目の得点を利用して合否判定を受けることができます。また、すべての日程で第2志望学科まで出願できます。
また、地方会場を用意しており、前期A・Bは14会場、前期Cは4会場用意しています。

スタンダード型

【対象日程】一般入試 全日程
2科目200点満点で判定する、基本となる入試方式です。

得意科目重視型

【対象日程】一般入試 全日程
スタンダード型で受験した科目の内、高得点科目※を2倍に換算し、300点満点で判定します。
※学科によっては学科が定めた科目

英語学部検定試験利用型

【対象日程】一般入試 前期A・後期
スタンダード型の2科目の点数に、英検orGTECの結果に応じた点数をプラスして評価します。2科目200点、英検orGTEC検定試験15点の計215点満点で判定します。

3科目受験型

【対象日程】一般入試 前期B・前期C
3科目を300点満点で判定します。受験した科目の得点を利用して「スタンダード型」・「英語学部検定利用型」でも合否判定を受けることができます。

一般入試 前期A・Bの詳細

一般入試 前期Cの詳細

一般入試 後期の詳細

【大学入学共通テスト利用入試】得意科目でチャレンジ

前期・後期A・後期Bの3日程を設けています。個別試験はなく、「大学入学共通テスト」の高得点科目を合否判定に利用します。高得点を採用するので、得意な科目でチャレンジできます。
※必須科目など、学科により定めた科目が異なります。また、判定に利用する科目数も異なります。

大学入学共通テスト利用入試 前期の詳細

大学入学共通テスト利用入試 後期A・Bの詳細

年明け入試も多様な制度を用意。最後までがんばる受験生の気持ちに応えます

年明けのタイミングは進学先が決まった受験生がたくさん出始める一方、進学先がまだ決まっていない方は不安な気持ちに襲われることもあるかと思います。

神戸女子大学の年明け入試では、最大7回の合格チャンスを設けており35,000円の検定料ですべての日程に出願可能です。最後まで受験勉強をがんばる方の気持ちに応えるべく、多様な日程・入試方式を用意していますので、ぜひチャレンジしてください。

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