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2023.6.14
幅広い分野で専門的な学問を保有する神戸女子大学。2024年から学生が所属する学部・学科、そしてキャンパスを超えて自由に履修することができる授業『テーマ型ユニット』が始まっています。
今の時代に求められる新しい学習形態、そして女子大学としての役割について紹介します。
神戸女子大学が誇る11の学科が擁する専門性の高い教員陣の授業のうち、全学に開かれたオープン科目(学科や学年を問わず、履修可能な授業)をテーマごとに「ユニット」としてまとめたものです。
履修登録の際には、そのユニットの授業を履修することでどのような能力を身に付けることができるかを明示し、多様な学生に履修後の自分がイメージしやすいようにしています。
ここで、いくつかのユニットを紹介します。
※2025年度提供科目
「歴史学」の講義では、ヨーロッパの古代・中世史とアジアの近世・近代史のトピックから、現在へのつながりを探ります。また「民俗学」の講義では、日常生活の中から問いを見出し、それを明るく生きがいのあるものにするためにはどうすればよいかを、日本の歴史や文化に即して考えます。
(史学科)
・日本民俗学
・西洋古代中世史
・東洋史特殊講義Ⅰ
私たちの未来を考える際、未来における生活の質(QOL)は重要です。しかし、現在も感染症や気候変動など環境は様々な問題に直面しています。地球規模からコミュニティレベルで起こっていることについて理解を深めると共にその解決方法についても授業を通して考えます。
(家政学科)
・生活環境学
・公衆衛生学
(管理栄養士養成課程)
・食生活論
超高齢社会になり、多くの人が身近な人の介護を考える時代が来ています。高齢者や認知症のある人について理解し、基本的な介護を大学で学ぶ機会を提供しています。
(社会福祉学科)
・認知症の理解Ⅰ
・発達と老化の理解
・介護の基本Ⅰ
人が生きていく上で必要な要素である運動、栄養、健康について、子どもから高齢者までを対象に国際的な視点も加え様々な観点から考察し、最終的には人の行動を科学できる視野を養える科目を提供します。
(健康スポーツ栄養学科)
・生涯スポーツ科学(スポーツ心理学を含む)
・食生活論
・国際健康福祉プログラムⅠ(バリ)
誰もが医療を受ける機会があり、患者になる可能性があります。賢い患者になるための、医療と法や生命倫理の基礎を学び、治療選択に重要な疫学の知識を身につけることを目指します。
(看護学科)
・医療と法
・生命倫理
・疫学
本学は教職免許を取る学生も多いことから、児童・生徒に起こりやすい健康問題や、在留外国人の健康問題など、教育に関連した健康について学びます。
(看護学科)
・学校保健Ⅱ
・健康相談活動
・グローバルヘルスと看護
総合大学である神戸女子大学は、さまざまな学科を設置した大規模なスケールメリットを有する大学として、自由に学習できる環境を整えることで学生たちに学びのきっかけを提供します。学生たちにはそのきっかけを掴み、専門分野にとらわれず、適切な判断力や大局的な視点を身につけることを期待しています。
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