キャンパス
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2025.4.4
高校では吹奏楽部に入って音楽を楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。実は、神戸女子大学のクラブの中には「神戸女子大学 管弦楽団」が!ちなみに管弦楽とは、管楽器・弦楽器・打楽器による大合奏(オーケストラ)のこと。
今回は他大学と合同で開催する定期演奏会を取材し、シンジョの管弦楽団の魅力を聞いてきました!
管弦楽団が演奏を一般の方に向けて披露する機会は、11月の大学祭(コスモス祭)と年に一度の定期演奏会。特に、定期演奏会ではOGや地域の交響楽団の方をお呼びして50〜60名の大人数で演奏します。
ちなみに、今年度の定期演奏会は神戸学院大学と合同で開催!他大学と合同で演奏会を開くことは初めてのこと。学校間で情報共有を密にし、合同練習を繰り返して当日を迎えました。
演奏会本番は撮影禁止のため、取材班はリハーサルの様子を撮影しました!
演奏会の曲目にはクラシック音楽のほか「ハリーポッターメドレー」もラインナップされていました。「オーケストラに詳しくない方でも、一度は聞いたことがあるような有名曲をたくさん選びました。今日だけの特別な管弦楽団のハーモニーを楽しんでいただけていたらうれしいです。」と、団長のNさんは演奏後にキラキラした表情で語ってくれました。
素敵な合同演奏会はスムーズに終了しましたが、その陰では団員それぞれが演奏以外にもさまざまな役割をこなす姿がありました。
例えば、当日の会場入りからリハーサルや本番までのタイムスケジュール考案、担当パートごとの配置表の作成などの全てをKさんが担っていたそう。このような役割はステージマネージャー「ステマネ」と呼ばれるそうです。
「今回、2つの大学のタイムテーブルを作成するなかで計画性の大切さを実感しました。配置表やスケジュールを作成する過程でパソコンのスキルも身につきましたし、楽しくて続けてきた管弦楽団の活動が就活にも役立ちそうでうれしいです。」と語ってくれました。
またFさんは、「エキストラさんの楽譜を用意したり、会場との打ち合わせ、楽器搬入トラックの手配、広報活動も自分たちで行っているので広告会社とやりとりなど運営に関する作業はたくさんあります…。元々、自分自身では事務的な作業は苦手だと思っていましたが、一つひとつの作業がみんなで演奏するステージにつながっていく実感もあって、意外なほど楽しんで運営作業ができました。」と話してくれました。
管弦楽団ではみんなで練習も運営も頑張るからこそ、本番が終わって拍手を聞いたときは達成感で胸がいっぱいになる団員が続出。好きな音楽のもとに集まったメンバーが協力して、定期演奏会を作りあげていくという経験ができるのは管弦楽団の大きな魅力ですね。
普段は平日の放課後に2日間と土曜日の週3回の活動ペース。「どうしても実習や就職活動などで忙しくなる時期もありますが、みんな前向きに活動しています」とNさんが話してくれました。
Kさんは「私は管理栄養士養成課程に所属していて、課題や実習が他の学科と比べて多い方ですが、管弦楽の活動を負担に感じたことはありません。計画性は必要ですが、好きな音楽を楽しめることが良いリフレッシュになっています。」と語ります。管弦楽団のみんなの共通点は、『楽しく音楽を続けたい!』という気持ちなのですね。
最後に、未来の団員に向けてメッセージをいただきました。
「楽器演奏のブランクがあっても、初心者でも、『音楽を楽しみたい』という気持ちがある方なら大歓迎です。私は管弦楽団に入ったことで、学内外のたくさんの人とつながりながら、好きな音楽を続けることができました。少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひ見学にきてください!」
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