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苦手だった勉強が楽しくなった⁉自分の成長を実感できる国家試験対策室のサポートとは?

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特集

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2023.1.6

苦手だった勉強が楽しくなった⁉自分の成長を実感できる国家試験対策室のサポートとは?

シンジョの手厚いサポート制度のひとつ「国家試験対策室」を活用して勉強への苦手意識を克服、今は楽しみながら看護師の資格取得を目指しているというOさん。大学での学びが将来の看護の現場で活きるのだと実感できたことが転機になったそうです。どのような体験があったのかを聞きました!

国家試験対策室を利用し、先生と二人三脚で苦手な分野を克服

――看護学部国家試験対策室とは、どのような場所なのか教えてください。

国家試験対策室のサポートには個別支援や集団支援、夏期・冬期講習などがあって、私は2回生のときから個別支援を受けています。個別支援では、模試などの成績アップを目指す学生を中心に実施され、個別塾のような雰囲気のなか1対1で丁寧に指導いただけます。当初はまだ2回生ということもあり、苦手な分野にあまりやる気を出せなかったことを覚えています。基本的な内容からわからないことが多く、質問しづらい気持ちもありました。でも、どんな質問に対しても優しく丁寧に教えてくださって、安心感につながりました。

――実際に個別支援を受けて成績は上がりましたか?

上がりました! 個別支援には4回生の初め頃まで通っていたのですが、その頃には「空きを待っている学生もいるし、十分成績も伸びたので個別支援を卒業してはどうか」と提案されるほどでした。マンツーマン指導なのでいつも予約がいっぱいだったのですが、どうしてもまだ不安なときは、何度か通わせてもらいました(笑)。それくらい、個別支援の時間は楽しくて充実していたんです。

――どういうところが成績アップにつながったと思いますか?

疑問点を理解するまで教えてくれるのはもちろんですが、勉強の進め方を一緒に考えてくれたところがすごく助かりました。私はそれまでひとりで学習することが苦手だったんですが、自分は声に出すと覚えやすいと気づくことができました。また、個別支援は2週間に1回ほどのペースなのですが、その間も自分で勉強ができるよう宿題を出してほしいとお願いしました。このように一緒に進め方を考え、私の要望も汲んでいただいたおかげで、自分なりの勉強方法を見つけることができたんだと思います。また、ひとつできるようになるととても褒めてくれるので、きちんと見てくれているんだなと感じましたし、モチベーションにもつながりました。

――楽しく勉強を続けるコツはありますか?

よく友人と勉強しています。一緒に勉強するとわからないところを教え合ったり、点数を競い合ったり、楽しみながらもメリハリをつけて進められるので。人と教え合う勉強法も、私には合っているみたいです。あとは、問題集にイラストを描いたりシールを貼ったりして、見た目を楽しくしています。問題集は繰り返し何度も使うものなので、かわいいと愛着が湧きますし、見返すきっかけにもなります。苦手な勉強も楽しめる工夫をしたら続けることができるようになりました。

――勉強の継続法を身につけたことで変化はありましたか?

主体的に勉強に取り組めるようになったと思います。今までは、ただ資料集の問題を解いて、単語を暗記してという作業でしたが、実習の経験と紐づけながら理解できるようになり、成長を感じています。知識と経験が結びつき、試験勉強の内容が将来、看護師として働くときの考え方や行動につながっていると実感できたことは、勉強に取り組む上で大きなモチベーションになっています。

一人ひとりに合わせて難関合格まできめ細かにサポート! 国家試験対策室って?

在学中からさまざまな資格取得が目指せるシンジョ。なかでも難関といわれる国家試験については、全学年を対象に専門の対策室を設けて、一人ひとりに合わせた支援を行っています。きめ細やかで手厚いサポートの成果は高い合格率に裏打ちされています。

国家試験合格実績

管理栄養士 149名(合格率94.3%)

社会福祉士 44名(合格率80.0%) 

精神保健福祉士 6名(合格率100%) 介護福祉士 18名(合格率100%)

看護師 79名(合格率98.8%)

保健師 16名(合格率80.0%) 助産師 5名(合格率100%)

その他、取得可能な資格一覧はこちら

頑張る背中を押してくれた実習での経験

――3回生では実習で現場体験をしています。そのときの感想を聞かせてください。

3回生では4つの領域で各1回ずつ、年4回の実習があるんですが、初めての現場で慣れないことばかりですし、必要とされる知識やスキルが各領域で異なるので毎回本当に大変でした。実習がないときも授業や課題で忙しかったです。大変さはありましたが現場で学ぶことも多く、看護師へのモチベーションや自信につながる経験になったと思います。

――どのような経験が自信につながったと思いますか?

実習で担当させていただいた男の子の患者様は、人見知りで最初はなかなか心を開いてくれませんでした。でも、自分なりにコミュニケーションの取り方を工夫したことで徐々に打ち解けて、最後には心を開いてくれたんです。距離が近づいたことも嬉しかったんですが、表情の小さな変化を見て接し方を変えたり少し声色を高くしたりと、話し方や言葉遣いを工夫して相手に合わせた対応がしっかりとできたことが実を結び、とても嬉しかったです。私はもともと明るい性格で人と関わることに苦手意識はありませんでした。高校時代にはバスケットボール部のマネージャーをするなど、誰かの役に立つことが昔から好きだったんです。だから患者さんと接する看護師の仕事は自分に向いていると思っていたのですが、実習での経験を通して強みが自信に変わりました。

――強みを活かして、将来はどんな看護師になりたいですか?

症状だけでなく心に寄り添うことを大切に、患者さんやご家族の方を元気づけられる存在になりたいです。「Oさんになら安心して頼ることができる!」と思ってもらえる看護師です。そのためにも、まずは目の前の試験勉強を頑張っています!しばらくは卒業までの課題もあり、試験勉強だけに集中できていませんでしたが、ゼミの先生が声をかけてくれるので意識を維持できました。こうしたところで、大学全体が私たちの資格取得を支えてくれているなと感じます。これまで一緒に頑張ってきた友人や国家試験対策室の職員さん、担任の先生との時間を胸に、最後まで頑張ります!

2022年12月取材 ※取材時4回生

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