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2023.9.22
とある夏休みの日曜日。この日は神戸女子大学で家政学科で学び、企業や公務員、主婦としてさまざまシーンで活躍する卒業生9人組を招待し、プチ同窓会を開催しました。
集まったみなさんに『今までの人生の満足度』を聞いてみると、全員が90%以上と回答してくれました。学んだことを活かし、自分の人生を豊かにすることができた卒業生からお話を聞きました!
まずは、なぜ神戸女子大学に入学したのか、入学後のキャンパスライフを中心とした前編をどうぞ!
一宮さん
「席が近かったから、という単純な理由が大きいと思います(笑)当時の家政学科は出席番号でAとBの2クラスに分けられていたんですが、それでも合計70人ほどだったので今以上に距離が縮まりやすかったのかもしれません。少人数やクラス制で、みんなに居場所ができるんですよね。」
<一宮さんの経歴>
学生時代は梶木先生のゼミに所属し、地域の防犯や防災対策の現状を調べ、まちづくりに関する研究を行いました。卒業後は子供服ブランドの会社に勤務。現在はその民間企業での経験を活かして本学の地域連携推進事務室で勤務。地域と学生を繋ぐ業務を担当しています。
岡野さん
「たしかにはじめは『自分の周り、明るくてうるさいやつ多いなぁ』とか思ってたんですけど、時間が経つにつれてどんどん仲良くなっていった気がします。入学式が終わってすぐに全体懇親会のようなものを企画した人がいて、そこでも距離が縮まった気がするよね。」
<岡野さんの経歴>
学生時代には着物のように直線的に裁断した布を縫い合わせて衣服を作る「被服平面構成」をゼミで学び、卒業後はアパレル会社で5年間勤務。大学で学んだ幅広い教養を活かし、現在は兵庫県内の市役所で勤務されています。
福井さん
「私の姉が神戸女子大学に通っていたんです。その姉がいつも楽しそうだったので元々興味を持っていて。当時は神戸近郊で教員免許を取れる大学があまりなかったと思うので、自然と第一志望校でした。その上、教員免許以外の資格もたくさん取れるということが私にとっては最大の理由でしたね。」
<福井さんの経歴>
学生時代は大森先生のゼミに所属。就活用パンプスの開発を目指し、パンプスを履くことによってかかる足圧の研究に没頭していたそうです。卒業後は中学校の家庭科教員として日々生徒指導にあたっているそうです。
松村さん
「私は服飾関係の職につきたいと思っていたのですが、専門学校では将来の選択肢が狭まってしまうのではないかと心配していたんです。そんな時に神戸女子大学なら服飾について深く学びながら、幅広い大学としての学びも得られることを知り、すぐに受験を決めました。」
<松村さんの経歴>
卒業後はアパレル会社に就職し、結婚と出産を機に退職。現在は専業主婦をされています。
在学中のゼミでは、神戸女子大学70周年を記念して作られたオリジナルキャラクター「こじょこじょ」を用いて、神戸市の夏祭りイベントへの参加など大学のPR活動を実施。
岡田さん
「私は、私生活でも役に立つ知識が欲しくて家政学科を志望していました。いろいろな大学を見て回りましたが、決め手は入試方法でした。筆記試験が少し不安だったので『1科目の筆記試験と面接』で受験ができると知り、自分が得意な1科目の勉強と、自信をもって話せる面接で合格が掴める!と思ったんです。」
楽しく過ごしていると、家政学科の大森先生が姿が…。
大森先生は福井さんの所属ゼミの先生!ということで声をかけさせてもらうと、快くプチ同窓会に参加してくれました。先生の姿を見た卒業生は大盛り上がり!『先生全然変わらない!すごい!綺麗!』の声がしばらく止みませんでした。
特に、松村さん、福井さんはゼミでお世話になったことも多く、思い出話がたくさんあったようです。
大森先生は何百人もの学生が卒業していく姿を見届けていますが、今回のプチ同窓会の参加者のことも覚えておられました。少人数制、クラス担任制といった神戸女子大学の特徴により、教員と学生のコミュニケーションが密になっているからこそ、こうして卒業してから思い出話ができるのだなと思える出来事でした。
卒業生のガクチカや思い出を中心とした<後編>も必見です!
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