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設立から3年目、地域とつながり躍進する神女ポーアイボランティアセンターの今

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神女サポート

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2024.9.24

設立から3年目、地域とつながり躍進する神女ポーアイボランティアセンターの今

2022年5月に設立された神女ポーアイボランティアセンター(以下、ボラセン)は、学生が主体となって運営するボランティア団体です。設立初年度から神戸女子大学独自の助成金制度「神女support」を活用し、幅広い活動を実施しています。

神女support(学生課外活動助成金制度)とは…
学生による自主的な課外活動(地域貢献やボランティア等、地域の課題解決や活性化を推進する取り組み)を支援する独自の助成金制度。活動に必要な資金の助成を受けることができます。
詳しくはコチラ!

ボラセン設立についてのインタビュー記事はこちら

昨年のイベント記事はこちら

親子で楽しく、オリジナルの風鈴作り

2024年の夏のとある日、ボラセンが企画したのは風鈴作りのワークショップ。夏ならではのアイテムであり、多くの小学校で夏休みの宿題として出される工作にもぴったりのテーマ。地域に住む親子を対象に参加者を募集し、この日を迎えました。

和気あいあいとしたムードが印象的なボラセンメンバー
グループに分かれて準備を進めます。
こちらは何やらボンドと水を混ぜ合わせています…

時間になると、続々と参加者が到着。最初に挨拶と今回の流れを説明したら、早速風鈴作りスタートです!

7組の幅広い年齢の子どもたちが集まってくれました。

今回作るのは紙製の風鈴。まずは風鈴ぐらいの大きさに膨らませた風船にボンドを塗り、白い和紙をちぎって貼り付けます。

カラフルな風船と鈴を用意しました。
ハケを使って風船にボンドを塗っていきます…
難しい部分はボラセンメンバーがサポート。丁寧にボンドを塗っていきます。
手に持っている白い和紙を貼りつけていきます!

白い和紙を貼り終えたら、その上からもう一度ボンドを!そして今度は色つきの和紙を貼り付けます。

好きな色の和紙を選んでちぎりペタペタと貼っていきます。
色とりどりの仕上がりに子どもたちの個性が光ります!

和紙を貼り終わった後はしっかり乾燥させます。乾燥するまでには時間もかかるので、その間はみんなで身体を動かして遊びます!ボラセンの工夫を凝らしたゲームに熱中する子どもたち。たくさんの笑顔が弾けます。

子どもたちの俊敏性が余すところなく発揮された「だるまさんが転んだ」
最後の決勝戦まで白熱したじゃんけん列車。
ペットボトルボーリング。豪快なストライク連発で大盛り上がりでした!

楽しい遊びに熱中しているとあっという間に仕上げの時間に。しっかり乾燥したものは、風船をパン!と割って、短冊に付いた紐を通したら完成! 乾ききらなかったものは自宅に持ち帰って仕上げられるよう、ボラセンメンバーが丁寧にレクチャーしました。

簡単なステップで素敵な手作り風鈴が完成!かわいい!

3年目を迎えたボラセンの活動を振り返る

ワークショップ終了後、ボラセン代表の3回生・Hさん、副代表の3回生・Tさん、企画担当の2回生・Mさんを直撃。この1年間の活動について振り返ってもらいました。

写真左から、副代表のTさん、代表のHさん、企画担当のMさん

2024年1月には、令和6年能登半島地震の発生を受け、ポートアイランドキャンパス内にて義援金募金活動を実施。初めての募金活動ながら、たくさんの協力を得ることができました。

5月には毎年恒例の「みなとじまクリーンプロジェクト」を開催。キャンパス周辺を中心に、ポートアイランド内の清掃活動を行いました。新入生にとっては、友達づくりの場にもなったようです。

前年の倍近い70名以上が参加。ボラセンの知名度UPを実感!

そして8月初旬には、前年に引き続きポートアイランド市民広場にて行われた「ポートアイランド夏祭り」に出店。前年のわたがし、チェキ撮影に加え、チュロスとキャンドルすくいも提供し大盛況でした。

先輩から後輩へとバトンをつなぐ、ボラセンのこれから

設立から2年以上、多くの実績を積んできたボラセン。当初7名だったメンバーも、現在は32名に増えました。

「メンバーが増えたこともそうですし、色々な活動を通して社会福祉協議会や港島自治連合協議会、他大学の団体の方々ともつながりができて、どんどん人の輪が広がっています」とボラセン創設期から所属するTさんは感慨深そうに振り返ってくれました。

1回生の時からボラセンに参加し、2024年度からは副代表を務める3回生・Tさん。

同じく創設期からのメンバーであり、今年度から代表を務めるHさんは、「後輩たちの成長を実感する場面が多いんです。2回生は団結力がありますし、1回生も積極的。すごく頼もしいです」と後輩たちへの信頼を語ります。

2024年度から代表を務める3回生・Hさん。

そんなふたりの後輩にあたる2回生のMさんは、「昨年まで先輩方がやってきたことを、今年は私たち2回生を中心に実践していますが、やはり大変なことも多くて。これまで知らなかった先輩方の苦労に気付かされる日々です」と話します。

2024年度からボラセン内の企画部部長を務める2回生・Mさん。

また、3人はそれぞれ、ボラセンの活動によって自分自身の成長を感じる部分も多いのだとか。

Hさんは「特に代表になってから、人をまとめる力が養われたと感じます。30名以上のメンバーを率いることは想像以上に難しく、毎日が試行錯誤の連続。活動中は全体に気を配りなるべく全員に声をかけたり、会議での話し方を工夫したり、色々と試しながら現在進行形で学んでいます」と話します。

Tさんは「ボラセンに参加していなければ関わることのなかったような多くの人と出会い、アドバイスをいただき、学びの多い日々を送っています。特に、地域の方々とのつながりができてからは、より一層視野が広がったように感じます。また、先輩からだけではなく、後輩から学ぶことも多いですね」と笑顔。

自分たちが主体となって活動を行うからこそ得られる経験を語ってくれました。

Mさんは「私も学内外で同世代だけではなく、子どもから高齢者までさまざまな年代の方と関われることが魅力だと感じていて。皆さんと色々なお話をする中で、自分や周りの友人とは違った考えを聞けたり、新たな視点を得られることがとても魅力的です!」と言います。

今後、新たな試みも計画していると話してくれたボラセンメンバー。「学内でもまだ須磨キャンパスでの認知度は低いので、もっと高めていきたい!」「いずれはポートアイランドの外にまで活動の場を広げたい!」など、目標も尽きません。さらなる躍進が期待されるボラセンにぜひご注目ください!

ボラセンのInstagram、ホームページはこちらから

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