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2023.9.22
とある夏休みの日曜日。この日は神戸女子大学で学び、企業や公務員、主婦としてさまざまシーンで活躍する卒業生9人組を招待し、プチ同窓会を開催しました。
集まったみなさんに『今までの人生の満足度』を聞いてみると、全員が90%以上と回答してくれました。学んだことを活かし、自分の人生を豊かにすることができた卒業生からお話を聞きました!
卒業生のガクチカや思い出を中心に、在校生へのメッセージ盛りだくさんの後編をどうぞ。
<前編>をお読みでない方はこちらから。
岡田さん
「私はゼミでのウエディングドレス制作ですね。決められたルールの中でどう個性を出すか、満足のいくウエディングドレスを作ろうと必死でした。」
<岡田さんの経歴>
卒業後、神戸の医療機関で健康診断事務として8年間勤務。現在は業務ソフトウェア販売会社でカスタマーサクセス業務を担当しています。学生時代は「自分の結婚式では自作のウエディングドレスを着たい」という想いから、ウエディングドレスの制作ができる十一先生のゼミに所属。卒業してから数年後に挙げた結婚式では、オリジナルドレスを着用する夢を叶えました。
金谷さん(スウェーデンからZoomで参加)
「私は当たり前ですが『ちゃんと授業を受けよう』と意識していましたね。元々『海外に行きたい』という想いが強かったので、イタリア語、英語、中国語、ドイツ語など複数の言語科目を取得していました。」周囲からは、金谷さんが語学習得へ本気で取り組んでいる姿は印象的だったという声がたくさんあがりました。
<金谷さんの経歴>
在学中は、衣服に使われる繊維であるセルロースを研究対象として学ぶ山根先生のゼミに所属。
卒業後は上海の大学へ約1年間の語学留学に挑戦。その成果として、上海の国際物流会社で新規開拓の営業として2年半勤務。現在はスウェーデンに移住し、主にトラックのパーツを取り扱うバイヤーとして活躍。海外で生活するという夢を実現させています。
秋吉さん
「私は『服飾研究会』かな。関西の大学サークルが集まって、Zepp大阪でランウェイを歩くというファッションショーがあったんです。自分たちでイベントの構成、衣装のデザインを考え、実際に衣装を作ってモデルを集めて参加しました。今考えると無茶とも思えるスケジュールだったけど学生時代にしかできなかったと思います。」
<秋吉さんの経歴>
在学中は興味のあった被服関連を中心に学び、戦後の着物や色彩についての研究を行うゼミに所属。現在は新卒で入社した有名アパレル会社での勤務を続け、現在は出産・育児を機に時短勤務に変更。ライフステージの変化に合わせながらキャリアを続けています。
小倉さん
「服飾研究会には私も参加していたんですが、やりたいことを形にする楽しさを知りました。他の大学との交流が生まれる場でもあったので、縫製方法を教えてもらうなどスキルアップできる良い機会でした。Zepp大阪でのイベントは準備期間が2か月しかなく、寝る間も惜しんで作業をしていました。そういった大変なことでも楽しみながらできるメンバーと一緒にやり遂げた経験は財産になっていますね。」
<小倉さんの経歴>
ゼミでは戦後の着物の柄や色彩の特徴をまとめ、どのようにモダンな着物へと移り変わっていったのかを研究。卒業後は服飾の専門学校に入学し、さらに知識と経験を蓄積。その後、大手アパレル企業に就職し、商品企画を担当。現在はフリーランスとして東京を拠点にさまざまな大手企業と取引されています。
卒業生の皆さんに共通していたことは、やりたいことや『目標』に対して真剣に取り組んだ経験があるということ。自分からアクションを起こすことで、うまくいかないことがあっても「どうにかしてやり遂げる」という考えや工夫が生まれ、その経験が自信に繋がっていくのだと感じました。
福井さん
「本当にゼミ以外の時間はほとんどみんなと一緒に過ごしていましたね。誰かの誕生日の時は必ずみんなで食堂に集まって、用意したケーキでお祝いしてました。」
一宮さん
「みんなで学校帰りに夜ご飯を食べに行った後、遅くなっちゃったときには学校の下宿してる子の家にお泊りとかよくあったね。」
小倉さん
「7人乗りの車を借りてみんなで運転して、旅行にも行ったなぁ。あれどこやっけ?ナガシマスパーランド?」
岡田さん
「そうそう。ほとんど運転したの私やけどな!(笑)」
秋吉さん
「神戸女子大学ではさまざまな資格が取れたり、課外活動のチャンスも多いと思います。『今、忙しい!』『遊びたい』『ちょっとでもラクしたい』と思ってチャレンジしないことは本当にもったいないです。自分の将来に役立つかもしれないと思うことには積極的に挑戦すると良いと思います。」
岡田さん
「学力だけではなく思考力を身につけておくと、社会に出てから役立つと思います。普段、何気なくしていることでも、『なぜ』しているのか、『なぜ』それを使うのか、理由や根拠について考える習慣をしておくことで、自分で考える能力が身に着くと思います。そういった習慣や能力は社会人になってから急に身に着くものではないので、今のうちです!」
小倉さん
「今の時代はSNSなどの普及で何でも『知った気になってしまう』ことが多いと思います。卒業論文の制作時にも言われると思いますが、その情報が正しいかを気にかけ、本物の知識を身に付けることを意識してください。」
福井さん
「同じ場所で、同じことを学ぶ人が周囲にいる環境って大学が最後。それって生涯の友人と出会うには最高の環境だから、積極的にたくさんの人と関わってみて欲しいと思います。私たちのグループは今でも連絡を取り合っているほど仲が良いので、社会に出てから辛いことがあっても『あの子も頑張っているし!』と思って踏ん張れることもありました。」
一宮さん
「今の神戸女子大学には、チャレンジする学生を応援するための準備が整っています。課外活動に対する助成金制度が出来て、快適に過ごせるスペースや設備が整備されました。ただ授業を受けるだけではなく、授業以外の経験をするためにどんどん学校を活用して欲しいです。何をしていいかわからない!という人は、地域連携推進センターにきてくださいね!」
現在通われている在学生の皆さん、これから神戸女子大学への進学を検討されている高校生の皆さん。
神戸女子大学では、多様な学びを提供する学科だけでなく、さまざまな経験を得るためのサポート体制が整っています。1人でも多くの学生が明るい未来を歩めるように、充実キャンパスライフを過ごしてくれることを願っています!
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