商品開発PJ
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2022.7.20
20〜30代の朝食を抜きがちな女性に向けて「食」に対する意識を高める「オトナ女子の食育」が産官学連携プロジェクトとしてスタート!ローソン商品開発部社員の方々によるワークショップやマーケティングの講義を通じて商品開発に挑戦します。前回はご紹介した第1回のキックオフに続き、今回は「コンセプトメイク」の様子をレポートします。
2月17日(木)、株式会社ローソン商品開発部の姫野部長(人事異動により平野部長と交代)、一木さん、魏さんが前回に引き続き講師としてご登場。初回のワークショップを通じて得た「ターゲット毎に売れる商品は違う」「ターゲットにより、ささるキーワードも変わってくる」について軽くおさらいをした後で、商品ができるまでの流れを説明してくださいました。
商品が発売されるまでには、商品政策から検証まで、7つものステップがあることがわかりました。
これらのプロセスを一つひとつクリアして店頭に並んだ商品は、多くの人の知恵と努力の結晶です。このことを知ると、商品を手に取る時の気持ちも変わりそうですね。
次にシンジョ生たちが取り組んだのは、CMを見比べるワークショップです。お茶のCMのバージョンAとBが繰り返し流されるのですが、AとBの違いについて、ターゲット、キーワード、その他気づいたことをどんどん書き出していき、学生同士で共有します。多くの人がAを中年男性向け、Bを若い女性向けと受けとめました。ここで学ぶべきことは、この飲料メーカーは「商品名も中身も全く同じお茶」を、CM(キーワードや登場人物)やパッケージを変えることで、ターゲットを中年男性から若い女性へと変えたということ。「マーケティングの力」ってすごいですね。
つまり「同じ商品でもターゲットを変えるとキーワードが変化する」「お客様に提供する『価値』の置き方で商品の位置づけが変化する」ということです。
次に朝食欠食データを確認し、子どもよりもオトナ女子への食育が欠けていることを理解しました。しかし、朝食が「カラダに良い」とはわかっていても、それだけで食べたくなるかと言えばそうならないのが現実です。そこで「食べたくなる朝食に必要なテーマ」についてシンジョ生たちはグループごとに案を出し合い、そのキーワードを発表しました。様々なキーワードが出たのですが、これはあくまでもその場にいる人の意見。ビジネスとして「売れる」には、客観的事実や情報収集が必要です。
より多くの人から情報を収集し、ターゲットの傾向を把握するためにリサーチの2大手法である定量調査と定性調査について学びました。このプロジェクトでは、シンジョだからできる手法として、在学生向け定量調査=アンケートの実施を行うことが決定。有益な情報を収集するために、どんなアンケート項目が必要かについて、再びグループごとに案を出し合い、ホワイトボードに書き出していきました。これを神戸女子大学が整理して、次回にその内容を発表することになりました。
商品開発のスタートラインに踏み込む回となりました。次回のアンケート内容の発表も楽しみですね。
今回特別に商品開発の様子をまとめた広報誌を9月に完成予定。
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